竹で苗用のポット台をつくる。「コンテナ苗」風の竹ポットでどんぐりの苗も

いろんな種がたまっていた。あちこちで拾ってきたり、食べた果物に入っていたのを取っておいたり。冬の間に土に埋めておくことにした。

苗用のポットを乗せる台を竹でつくった。


半分に割って節を除く。



水が抜けるように、穴をあけて完成。


果物などの樹木には、庭のどんぐりが成る木(だぶん樫)の近くから掘った土を使った。落ち葉が朽ちて、畑よりも山の土に近くなっている。


名札も竹で。はっさく、なるとオレンジ、くるみ、鬼ぐるみ、イチョウなど。

どんぐりの苗を前に背の低いポットでつくり始めたけれど、直根を長く真っ直ぐに伸ばすために熊野の森林団体が牛乳パックで苗づくりをしているという記事を読み、背の高い容器でもつくってみたくなった。

そういえば、香川での植林用のヒノキの苗も、「コンテナ苗」という方法で、直根が長く伸びるように育てられていた。

コンテナ苗

普段、牛乳を飲まないから牛乳パックは無いし、他に代わりになるものは何だろう・・・と思っていたら、ある冊子で、竹でどんぐりの苗を育てている写真を見た。なんで気づかなかったんだろう!

さっそくつくってみた。


水が抜けるように底に穴をあけた。


横にも空気や水の抜け穴があったほうがいいだろう。


スダジイとマテバシイを、約10本ずつ(写真はマテバシイ)。どんぐりから苗をつくるには、乾燥しないうちに土に埋めたほうがいいらしいけれど、拾ってきてからけっこう時間が経っていて、発芽率が心配だったので多めに入れてみた。


転ばないように、麻ひもでまとめておいた。

どんな芽が出るだろう。春の楽しみが増えた!


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