ことば コラム
「よりよい世界をつくるために言葉を使いたい」。なんて言うと大げさだけど、言葉には人間の価値観や物理的な現実をつくり出していく力がある。 前から頭に引っかかっていた身近な言葉に、「ガラケー」「スマホ」という呼び名がある。
「社会人」という言葉にむかしから違和感があった。
このブログは、最初の頃は「です・ます」調で書いていたけれど、最近、「だ・である」調に変えた。「です・ます」だと、誰かに語りかけるような感じになり、そういう書き方にちょっと疲れてきて、もっと好き勝手に書こうと思って切り替えた(同じ頃、記事を全部fadebookに投稿するのも...
ことば
先日、「和歌山バス」の車内で、こんな注意書きを見かけました。
仕事でどうも釈然としないことがあり、ちょっと苛立っていたら、ある方から「ゆるぎたるぎ でいきましょうね」という言葉をメールでいただきました。 「ゆるぎたるぎ」というのは初めて聞き、インターネットで調べてみると、「ゆったりとして満ち足りた気持ち」という意味のようです。「...
ことば 珍妙雑多店
相方と一緒に手製本をつくっていますが、出版社を通さずに本をつくることのメリットの一つに、文章の隅々まで自分の納得いくように作れる、ということがあります。 出版社から本を出すと、編集者が文章に赤を入れるので、最終的に著者には不満な表現や内容のまま出版される可能性もあります。...
「子供」と「子ども」、普段、どっちの表記を使っているでしょうか?
畑や森に行くと、「氣」の流れがよくなるような「気」が… 「気に入る」という言葉が生まれた頃の人間は、現代に生きる人々よりも「氣」に敏感でもっと意識的にコントロールしていたのではないかと思います。
「人間は誰でもクリエイター」だと思います。人間は日々、「クリエイト(create、創造)」しつづける生きものです。 「クリエイター」なんていうと「どたいそう」かもしれませんが、誰かと話すのも、メールを打つのも、仕事の書類をつくるのも、ごはんをつくるのも、部屋を片づける...
最近の若者の間では、親しい間柄では年齢に関係なく「タメ語」で話す風潮が強まっているような気がします。
ことば コラム 生き方
「正しい」という言葉に拒否反応を持つ人がいます。「正しいという言葉は分断を生む」と言った方もいます。ぼくも「正しい」という言葉はあまり好きではなく、このブログを検索してみても2件しかヒットせず、いずれもカギ括弧付きで使っていました。
ことば コラム ブログ運営 生き方
by rules / 11165691@N03 学校の宿題や仕事の義務で嫌々何かを読まなければいけない、というようなこともありますが、普段、本を読んだり、ネットで何か読んだりする場合、何を読むかはその人の自由です。
ことば ブログ運営
by Ancient Egypt, edited by David P. Silverman ブログを毎日書きはじめてから、以前よりかは少し思い切りよく言葉を使えるようになったと感じています。
前回の記事で、沖縄の竹富島にできた星野リゾート「星のや竹富島」の問題を取り上げました。 沖縄の星野リゾート「星のや竹富島」の裏側。外部者だからこそできることもある。 - 珍妙雑記帖 こういうことは、調べ始めると、気になることがどんどん出てきて、関心に任せて調べつづ...
「◯○は、強運の持ち主やから」 ぼくの相方にそう言ってもらって、何だか力が出た、というか、そう言ってもらえてよかった、とお隣さんが伝えてくれました。相方がいつも元気のでる言葉をかけてくれる、と。 言葉の力ってすごいね。という話になりました。
デカルトの有名な言葉、「我思う、ゆえに我あり」。 Wikipediaではこう解説されています 。 一切を疑うべし(De omnibus dubitandum)という方法的懐疑により、自分を含めた世界の全てが虚偽だとしても、まさにそのように疑っている意識...
4 faced Ngontang Helmet mask, Fang, Gabon by Ann Porteus on flicker フェイスブックはこれだけユーザーが増えてつながりも増えてくると、ますます「建て前」が求められる(あるいはそういうプレッシャーを感じる)...
Maze (미로) Gimnyeong Maze Park Jeju (제주 김녕미로공원) エッセイを書くときも小説を書くときも、ブログ記事を書くときも、ぼくは文章を「切り貼り」せず、前から順番に書いていきます。
ことば 英語・翻訳
Writer in the park ( Thomas Nugent ) / CC BY-SA 2.0 「ライター」と呼ばれるような仕事もときどきしています。 一概に「ライター」と言ってもいろいろですが、ぼくがしてきたのは、どういう相手や場所を取材するかをクラ...
随筆集「今」 これも断片から生まれた作品 ブログの記事というのは、リアルタイムで生まれる人生の断片のようなものだと、あるときふと思いました。