「昨日のデボラさんの夏至のセレモニーで自分が受け取ったものは?」と問いかけてカードを引くと、「Intuition」(直感力)。
たしかに、通訳の仕事を通してかなりそういった能力が鍛えられています。
言葉の裏側にあるエネルギー、というか、言葉とともにあるエネルギー。それを感じとり、言葉で変換して、声帯を通して自分の声にエネルギーを乗せて伝える仕事。左脳的でもあり、右脳的でもあります。左脳優先、論理に偏ると、エネルギーの感知がおろそかになります。だけど、言葉を扱う作業なので、エネルギーを感知しているだけでは仕事になりません。言葉の変換は何の苦労もせず自動的にできるくらいになれば楽なんだろうけど、そこに至るにはまだまだ鍛錬が必要です。言葉とエネルギーがピタッとはまったと自分で感じる瞬間はとても心地よいです。パズルのピースがピタッとはまったときのような。
言葉のエネルギーに敏感になると、そういったエネルギーを意識して意図して自分で扱いやすくなります。言葉を扱うことで、言葉になっていないエネルギーも感じやすくなってきます。人間や人間の声(音)、言葉、人間の発するエネルギーに興味がある自分にはぴったりの仕事だと感じています。