カメラが好きか 写真が好きか

最近写真が面白くなってきて
本やネットの情報を見ていると
カメラ好き vs 写真好き みたいな話がよく出てきます

カメラは写真を撮る道具ですが
その道具であるカメラに夢中になるのか
もしくは カメラに夢中というよりかは
撮れた写真自体が好きなんだという違いなわけで
もちろん重なる部分もあるわけですが
人によってその比重が異なります

僕は機械類が好きなので
ともすればカメラオタクみたいになりそうですが
道具の手入れはあまり好きでも得意でもなく
手入れが必要な道具が増えては困るのでセーブしています

カメラ愛
写真愛
そこにもう一つ付け加えたいのが
取る対象への愛です

自分が好きなもの
大事なもの
惹かれるもの
魅力を感じるもの
を撮れば
自然といい写真が撮れます

テクニック的なことはいろいろあるとしても
この人 本当にこれが好きなんだな 大事なんだな
という心地いいものが伝わってくる写真になります

多少写真を撮っているとそれは明らかです

何気なく街を歩いていて
ふといいなと思った景色を
カメラの設定を特に気にすることもなく何気なく撮ると
自分の中に映ったその景色の輝きが写真にも反映されます

写真を撮ることを通じて
自分が好きなもの
面白いと思うもの
惹かれるものを
知ることができます

その感度を高めるツールになります

目に映る世界のすべてを愛することができれば
世界を映す全ての写真が輝きだすのでしょう

自分が変われば写真も変わる
自分が変われば世界の見え方が変わる

自分を知り
自分を変化させていく道のりのお伴として
カメラや写真と付き合っていきたいと思っています