フロントガラス、凍る。

朝5時半起きで徳島の歯医者さんまでお出かけの朝。

大慌てで出かける準備をしているとき、軽トラのフロントガラスが凍っているのに気がついた。相方に言ったら鍋にお湯を入れて火にかけてくれた。その間に、試しに庭にあったジョウロで水をかけてみたら、白い霜がきれいに流れて、あっという間に解決!「じょうろの水でいけたらから、お湯大丈夫やわ!」と伝えた。

ようやく出かける準備完了。車を発進させ、家の敷地から出ようとする頃、フロントガラスの視界が遮られていることに気づいた。白い霜は落ちていたが、その奥の氷は溶けておらず、ガラスに貼り付いたままだった。引き返している余裕はないので、エアコンをフロントガラスの設定で全開にし、窓を開け、窓から首を出して前方確認。しかし、これではさすがに危険。相方が走って鍋のお湯を沸かしに戻ってくれた。ぼくはおそるおそる、非常灯をつけながらバックで家に戻る。途中、後方から来た車がちゃんと抜かしていってくれた。

庭に戻ると間もなく、相方が鍋を片手に家から出てきて、フロントガラスにジャーっとかけたら、あっという間に氷が溶けた。お湯はすごい。相方の機転の効いた行動力もすごい。ぼくは山登りとかしないほうがいいと言われた。ピンチのときの判断力があるとはとてもいえない。フロントガラスから前方がくっきり見える快適さを改めて認識した。これでひと安心。

歯医者さんに無事、予約の時間前に着き、冷たいものがしみていたところを処置していただいて、またまたひと安心。

それにしても、雪が降ったり車が凍ったりするような気候に慣れておらず、あまりに油断していた。外を走ると、みんな、車のフロントガラスの霜や氷を落としてから走っていた。氷ったまま走ってる車おったらこわいわな、と話して相方と笑った。氷ってて、中の人見えやんぞ!という車が走ってたらこわすぎる。向こうもこっちが見えていないだろうから。そんなことにならないように、寒い冬の朝の車でのお出かけ時には、フロントガラスを確認して、鍋ややかんでお湯を沸かすことにしよう。