仕事で石の写真を撮るようになったのもあって、カメラや写真への興味が高まってきて、どういうカメラが自分に合っているのだろうといろいろ調べているうちに、RICOHのGRが気になっていると、隣の県の徳島でGRのイベントが開催されるのを知り、行ってきました。
「GR meet 47」というイベントで、GRが全国47都道府県を巡り、GRのユーザーやGRの購入を検討している人が集まって、街を歩いて写真を撮ったり写真家さんの話を聞いたりするという。GRの実物を触ってみたくて、レンタルサービスも検討していたくらいなので、ありがたい機会でした。
会場は阿波おどり会館。
カメラやアクセサリーを貸してもらい、周辺をまずはみんなで、途中からそれぞれ好きなコースを歩いて撮影会。
最初は商店街や建物が多い場所を歩いていたのですが、気が向くままに足を運んでいると、ぼくの場合、植物が多い場所に自然と導かれていきます。
結局、ハトさんたちが大活躍してくれました。それぞれ、撮ってきた写真を2~3枚提出して講評してもらうことができ、そのうちの一枚はこの下の写真になりました。
写真家の内田ユキオさんの講評があたたかくて学びになるお話もたくさんで、来てよかったと思いました。
本当に好きなことに長年取り組んでいる方のお話をじかに聴くと、その好きな気持ちや熱意が伝染しますね! 写真への興味が何十倍、何百倍も高まった感覚で、この日から数日経つのにまだ自分の中で消化しきれていない感じです。
GRというブランドの一貫した精神がイベントのあちこちから伝わってきて、ユーザーと一緒につくり上げていくスタンスにも感銘を受けました。流行りを追ったり流行りに流されたりするのではなく、自らのスタイルをとことん貫く、というのは言うは易し、行うは…というやつですが、それを実際に行なってきたからこそ、ユーザーの信頼を得ているのでしょう。マーケティングの学びにもなりました。儲けるためだけのマーケティングではなく、自らの道を貫き、必要な人に情報を届け、フィードバックを得ながら共働していくスタイル。
学びの多い一日でした。