誰の声で読むか

音読したら相手に入られてないんじゃない?と相方に言われて、そうかもしれないと思った。

ぼくは本を読むと、作者を自分の中に入れすぎてしまうようで、さっきまで何の本を読んでいたのか見ていなかった相方がぼくを見て、「~読んでたでしょ」と見事に的中されることがある。顔を見ただけでわかられることもある。かなり乗り移っているらしい。もっと正確に言えば、勝手に乗り移られているだけなんだけど…。

本を音読すると、文章を自分の声で聞くことになる。しかも頭の中で唱えるだけよりも、物理的に空気を震わせて鳴り響かせているので、しっかりと自分の声を自分の耳で聞くことになる。読むスピードがゆっくりなのもいいのかもしれない。スピーディーに読むと、無意識レベルで自分の中に浸透してきやすい気がする。

頭の中で音読するときは、作者の声で読む。そう相方に話すとちょっと驚いていた。相方は基本的に自分の声で読むようだ(よっぽど話し声をよく知っている作者以外)。ぼくは話し声をしらない作者の本でも、作者の声を想像してその声で読んでるかも…。

ぼくは情報過多で疲れてしまうことがある。音読するとゆっくりだし、顎も喉も疲れてくるので一気にたくさん読む気になれないのもいい。最近、絵本の音読を始めたけど、絵本以外の本もいろいろ音読してみよう。周りの人も目を使わずに本が読めるし、一挙両得? 周りの人が嫌いな本を読むと迷惑なので、聞こえるところにいる人も好きな本を読むのも大事です。