give&takeとSNS

give&takeの考え方や生き方はもう古いと最近思うのだけど、giveかtakeかで言ったら、自分が何かを発信することはgiveのはずだけど、SNSという場所では、take狙いのgiveになりやすい仕掛けになっているとふと思った。「いいね」とか「like」の機能がそうさせている。

giveして満足できればいいのだけど、「いいね」や「like」をもらって完結、というのでは、心が寂しくなってくる。giveした瞬間に心が満たされれば、他人からtakeする必要もなくなり、他人の行動や意向や反応に関わらず、瞬時に満たされる。SNSというのはそういう発信の仕方を忘れてしまいやすい環境にあるかもしれない。そして、そういうのにもう飽き飽きしている人も多いかもしれない。

モノは使いようで、SNSも使い方によっては、giveがいい循環になっていけるとも思う。物事にはいいところもよくないと思うところもあったりするけど、いいところをいいように発揮させる工夫の余地はあちこちにあるのだろう。