風邪のときのおすすめアイテム5選。予防にも!

インフルエンザと普通の風邪の症状の違いを調べていると、ぼくがかかったのはインフルエンザのように思える。インフルエンザは治るまでにだいたい10日くらいかかると書かれていることが多いが、1週間でブログが書けるくらいには回復した。とはいえあと数日は無理せずゆっくりしている必要がありそう。

今回お世話になったものを中心に、風邪のときにおすすめのアイテムをご紹介。

●くず湯


風邪と言えば葛根湯! 「葛根湯」はその字の通り、葛の根を主成分としている。

市販の葛根湯はたいてい添加物が入っているが、葛の根を晒して粉末にした吉野葛をくず湯にして飲めば、葛の根100%で添加物の心配なし。シナモンの粉末やショウガの絞り汁(なければ乾燥粉末)を加えるとさらに温まる。


オーサワジャパン 本葛粉(小) 150g


NOVA 有機 シナモンパウダー 20g

ちなみに、市販のくず湯には、葛粉だけでなく、たいてい甘藷澱粉(さつまいもから作ったデンプン)や砂糖なども入っている。暖かい地方が原産のさつまいもから取れたデンプンは身体を冷やす作用があるが、葛の根は身体を温めると言われている。白砂糖は身体を冷やす作用が強いので、身体を温めたくてくず湯を飲むのに白砂糖を入れては何のこっちゃ。甘みがほしいときは蜂蜜やりんごジュースがおすすめ。


●自家製の経口補水液


子どもの頃、風邪を引くとポカリスエットをごくごく飲んだものだけど、市販のスポーツドリンクよりも、「経口補水液」のほうが糖分が低く、水分の吸収速度が速いといわれている。

経口補水液は、商品としてもいろいろ販売されているけれど、家でわかっている材料でつくれば一番安心。レモン果汁+天然塩+はちみつ+水を混ぜるだけで作ることができる。レモン果汁は、オーガニックのストレートのものがおすすめ! これを飲むと、市販のスポーツドリンクには戻りたくなくなる。


有機レモン果汁100%ストレート


●エキナセアのお茶


エキナセアは、ネイティブアメリカンのハーブと呼ばれ、抗菌作用が高く、傷薬など万能薬として使われてきたらしい。免疫機能を高める成分もたくさん含まれているという。

ルイボスティなどとブレンドしても飲みやすい。わりと何にでも合う。


【生活の木】有機エキナセア 15g

もともとブレンドされているティーバックタイプも使いやすい。こちらは「万能の薬箱」とも呼ばれるエルダーベリー入り↓


pukka(パッカ) エルダーベリー&エキナセア有機ハーブティー


●ティーツリーオイル


ティーツリーは、オーストラリアの原住民アボリジニの人たちがケガや皮膚の治療に使ってきた薬草。

水やお湯に精油を1滴垂らしてうがいすると、喉を殺菌して、炎症を抑えてくれるらしい。混ざりにくければ、予め塩に精油を垂らして混ぜたものを水に加えると少し混ざりやすくなる。予防にも!


Now Foods オーガニックエッセンシャルオイル ティーツリー 30ml


●オーガニックコットンのマスク


喉が痛いとき、マスクをして眠ると乾燥を防げて、朝起きたときの喉の痛みがましになる。

不織布の使い捨てマスクは、掃除のときなどには便利だけど、風邪で弱っているときに一日中、一晩中、あの化学臭を嗅ぎ続けるのはなかなか辛いものがある。オーガニックコットンのマスクなら、においが気にならないし、肌も荒れず、安心してずっと付けていられる。


メイド・イン・アース オーガニックコットンガーゼ・マスク

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風邪は最高のデトックス(毒出し)だとも言われている。症状を無理やり抑えて手っ取り早く楽しようとするのではなく、身体を温めてよく休み、全身が体内の大掃除に集中できるようにすることが大事なのだろう。

消化吸収には身体のエネルギーをたくさん使うので、食欲がないときにまで無理して胃袋に詰め込もうとせず、食欲がある場合でも、少食にして消化に良いものをよく噛んで食べるのが大事らしい。

あとは、難しいことやネガティブなことを考えず、あったかくして安静にしていることだろうか…。少しよくなってくると退屈してくるけれど、無理は禁物。音楽も読書もほどほどにして、なるべく横になってじっとしていれば、そのうちよくなるはず…。


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by 硲 允(about me)
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