香川県善通寺市のフェアトレードショップ「zakka カガラカン」 でしめ飾りづくりワークショップをさせていただきました。今年で3年目です。
うちの珍妙畑で無農薬・無肥料で育ったハッピーヒルという稲の藁を使い、ナンテン、クロガネモチ、センダン、野バラ、カラスウリ、ウラジロなど身近な植物の実や葉っぱなどで飾り付けをしました。
みんなで同じ材料で、同じようにしてつくるのですが、輪の大きさや太さ、茎の皮（？）の残し具合などでそれぞれ違って、飾り付けに何を選ぶかもそれぞれの好みとセンスにより、どれも違って、なおかつどれも魅力的に仕上がるのが見ていて楽しいです。
トラクターやコンバインなどの大型機械を使わず、水も入れず、クスリや肥料を使用しない珍妙なお米づくりのお話もさせていただきました。
このお米を籾付きで1時間くらいじっくり煎ってつくった玄米の黒焼き茶（玄米珈琲ともいいます）を当日飲んでいただき、お土産にもプレゼント。玄米の黒焼き茶は、免疫力を高めたり、冷え性を改善したり、排毒したり、いろいろとすごい効果があると昔からいわれ、ぼくも久しぶりに飲んでみると身体があたたまって元気が出てきた気がするので、このところ飲み続けています。
この時期、お店に行くと、いろんなしめ飾りが販売されています。商品としてのしめ飾りは、それ専用にわざわざ植物を育てたり、土に還らない素材で飾り付けをして使用後はゴミになったり、ビニールでラッピングしてこれもゴミになり、材料や商品の輸送にもエネルギーがかかり、いろんな無駄が発生してしまっていますが、昔はお米づくりを終えた後の稲を使って、身近な植物でシンプルに飾り付けをして楽しんだのでしょう。シンプルなしめ飾りは誰でも簡単につくれて、世界で一つだけのしめ飾りをつくるのは楽しいです。藁をなうのは、熟練の技がなくてもゆっくりやればしめ縄がつくれて、自然素材相手のものづくりは気持ちいいです。
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今年は高松の自然食品店「ちろりん村」でもしめ飾りづくりワークショップを開催する予定です。
日時：2019年12月23日（月）14:00～16:00
場所：自然食品と有機野菜の専門店「ちろりん村」
香川県高松市上福岡町2058-2
参加費：2,500円（玄米の黒焼き茶の当日ドリンクとお土産付き）
ご参加のお申し込みは、ちろりん村店頭か、こちらの連絡フォームからお願いします。
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by 硲 允（about me）
