野生大根のサラダとグリル。


寒くなると生野菜よりも火を通した野菜を食べたくなることが多いのですが、今年の冬はサラダをつくることが多いです。

うちの庭でほぼ野生化した大根が、サラダで食べたい美味しさ。


数年前に庭に種をバラまいておいたら、畝にもなっていない固い土で大根が発芽し、立派に育ち、毎年種を落として、翌年も同じ場所で育ちます。


品種改変したF1の種は同じ時期にそろって発芽するようにつくられていることが多いようですが、うちの大根は、密集しているところは時期をずらして発芽しています。


笹が生えているような場所ですが、こんなところで平気で育っています。

畑で種を蒔いて育てている大根よりもなぜか葉っぱが柔らかく、生で食べても美味しかったので、葉っぱを細かく刻んで、ゆずのハチミツ漬けとまだあまり熟れていないキウイ、その他、畑の葉物いろいろ(パクチーやルッコラ、レタスなど)と一緒にサラダにしてみると、意外な美味しさでした。


塩とオリーブオイルもかけています。見た目はあまり美味しそうに見えませんんが、クセになる組み合わせ!


根っこは輪切りにして、じっくりグリルすると甘みが際立ちます。大根そのものの風味が濃厚で、余計な味付けをするともったいなく感じます。たいてい、まずはそのままいただいてから、ハーブソルトをほんのりと。

野生大根は数が限られていて貴重な存在ですが、12/14に高松の自然食品店「ちろりん村」さんにもお持ちしています。今日寄ったらまだ全部残っていて、ちょっとショックでした。新鮮なうちにこの味を体験していただけたらうれしいです。


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by 硲 允(about me)