善通寺まで出掛けたときは、決まって立ち寄る「zakka カガラカン」。
元々は鉄工所の倉庫だったという建物の入口を抜けると、中に可愛いお店が入っています。
店内に入ると・・・
手仕事で丁寧につくられた作品が並び、あたたかい雰囲気が漂っています。
フィリピンやインドなど、外国の方の手仕事によるフェアトレード商品を中心に、長く愛用したくなるものを選ばれているそうです。
バリ島の職人がチーク材で手彫りした木の食器に、People Tree(ピープルツリー)やシサム工房のフェアトレードコーヒーなど。
文房具好きのぼくは、このコーナーに吸い寄せられます。あちこちで文房具を見ていますが、ここではいつも、初めて見る文房具との出会いがあります。前に、竹の間伐材を利用した「Quaint Design」の竹紙ノートを買いました。
インドの職人による革小物など、いろんな雑貨が仲良く並んでいます。
この棚、よく見ると脚立でできています! 年代物の脚立がいい感じの色を出して木と調和していて、言われてみるまで気づきませんでした。
こちらは福岡の工房「タビノキセキ」のアルマペンダント」。ペンダントトップがガラスの小さな瓶のようになっていて、中にスポイトでアロマオイルを入れられるようになっています。
お店の奥は、洋服コーナー。
この日は、「nimai-nitai 日々のよそいき服」という企画展の最中で、インドの女性や職人が手作りしている服や巾着やコースターなどがたくさんありました。
木版判子のブロックプリントのシャツなど、どれもエネルギーがこもっていて、着ていると元気が出てきそうです。
こども用のサルエルパンツも可愛かったのですが、写真を撮らせてもらうのを忘れました。
店内で、フェアトレードのコーヒーや紅茶など、飲み物もいただけます(テイクアウトも可能)。
この棚、可愛いなぁと思って見ていたら、お店の方がつくられたそうです。
ショップの外(倉庫の中ではありますが)には、かっこいい木工作品がいろいろ並んでいます。
昔のミシンを活用したデスクと、土台の円い珍しい回転イス。
アイアンの取っ手をがっしりつかんで上から開けるポスト。
店内の珈琲用の棚とそっくり。お客さんから同じようなのを作って、と頼まれてオーダーメイドで作られたそうです。
「カガラカン」という店名は、フィリピンの公用語タガログ語で「喜び」という意味だそうです。商品を手にした人の喜びが、作り手の喜びにもつながり、お店の喜びになるように、との想いを込めてつけられたそうです。
居心地のいいお店で、いつもついつい長居してしまいます。
相方と一緒につくっているatelier makotomoの本も置いていただいていて、コーヒーや紅茶を飲みながらお手に取っていただけます。
●お店の情報
zakka カガラカン
営業時間: 11:00~17:00
定休日:火曜日
※最新情報や臨時休業などの情報は、お店のfacebookページでご確認ください。
住所: 香川県善通寺市生野本町2-11-21
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