自然農のお伴におすすめの農作業グッズ6選

これまでの記事で、畑仕事で使っている商品をいろいろ紹介してきました。ブログで個別の記事になっていると一覧性に乏しく、結構たまってきたのでひとまとめにしてご紹介します。

●ナチュラルかとり線香


夏、蚊が多いと畑仕事が捗りません・・・。よく分からない化学物質はできるだけ使いたくないので(よくある蚊取り線香の殺虫成分は、「合成ピレスロイド」という名の化学物質)、天然素材100%の蚊取り線香を使っています。


かえる印のナチュラルかとり線香


 
菊花せんこう 標準型 30巻入


蚊がバタバタと落ちるわけではなく、嫌がって近づきにくかったり、ちょっと弱ったりする程度ですが(特に野外で使う場合)、吸い込んでも安心なのはうれしいです。



●りんねしゃの蚊取り線香ホルダー


安物の蚊取り線香ホルダーを買うと、線香が途中で消えたり、フックがすぐ壊れたり、結局買い替えなければいけなくなることが多いので、最初からしっかりした製品を使うのがオススメです。

「りんねしゃの蚊取り線香ホルダー」は、火が消えにくく、煙がよく出て、雨が入りにくい構造になっています。ブリキ製なので熱くならないのもいいです。


詳しくは→「りんねしゃの蚊取り線香ホルダー、芸が細かくておすすめです


●あおぞら蒼空舎の混紡糸5本編軍手


ぼくは軍手の化学臭が苦手で、漂白していない純綿の製品(中には臭いのもあるので要注意)や、「あおぞら蒼空舎」の軍手を使っています。



白い軍手もありますが、そっちは化学繊維が混ざっていて頑丈ではありあすが、使い古した後に土に還る綿100%の「やさしい手袋シリーズ」がおすすめです。

このシリーズは、愛媛県今治市からタオルの残糸を仕入れて編み上げているらしい。畑で使うにはちょっともったいない感じのするデザインですが、その分、穴が開いたら繕って大事に使うのもいいかもしれません。


●「日本野鳥の会」のバードウォッチング長靴


「バードウォッチング長靴」という名前ですが、畑仕事に十分使えるくらい頑丈です。ぼくは靴をすぐにすり減らしてしまうほうですが、これは毎日のように履いているのに2年以上もっています(追記:その後、足首の辺りから破れてきてしまいました)。




軽くて、靴底が薄めなので地面をしっかり踏んでいる感触があり、歩きやすいです。一般的な長靴に比べて生地が薄めなので、刈り払い機を使うときなどは分厚い長靴のほうが安全かもしれません(ぼくはこれでやっていますが)。

折りたたむとコンパクトになるので、どこかへ出掛けて農作業するときにも便利です。折りたためるメリットがある反面、折り目から破れてきやすいのが弱点。


●源平省力鎌

手で草を刈るときはもっぱら鋸鎌(のこぎりがま)を使っていて、この「源平省力鎌(げんぺいしょうりきがま)」を知ってからは、こればかり使うようになりました。


持ち手の太さやくぼみがちょうど手にフィットして、手首や肩が疲れにくいです。一般的な鋸鎌より少し大きめで、歯の切れ味もいいので、身体への負担が少なくて済みます。これを使い出してから、身体を痛めることが減りました。

一般的な鋸鎌より値段が高いですが、歯の切れ込みが深く、ダイヤモンドヤスリで研いで長く使えます。



SUN UP ダイヤモンドヤスリ 5本組 チタンコーティング 140mm



●マキタの4ストロークエンジンタイプの刈り払い機


香川に移住して最初の年は、機械に頼らず鋸鎌だけで草刈りをしていましたが、これでは草刈りで一生が終わってしまうことに気付いてギブアップし、刈り払い機を導入しました。



マキタ エンジン刈払機 4ストロークエンジンタイプ Uハンドル 排気量25.4ml MEM2651UHT


マキタの4ストロークエンジンタイプは、音が比較的静かで、混合燃料ではなく自動車用ガソリンをそのまま使えるので、ガソリンとオイルを混合する手間が省けます。2ストロークより4ストロークエンジンのほうが、有害ガスを出す量が少ないそうです。