「自分を楽しませる記事も書いたら?」と相方に言われて




「自分を楽しませる記事も書いたら?」と相方に言われました。

自分ではそうしているつもりで、最初はびみょーな返事をしていたのですが、しばらくしてから、「なるほど」と腑に落ちました。

最近は、毎日ブログ記事3本という自分に課したノルマを達成するのがやっとで、一時より書くことを楽しめていなかったように思います。

書きたいことを思いついたときにだけ書いていた頃は、ネット上に月に数本しか書かないようなときもありましたが、書きたいことがあらかじめ決まっているので、楽しくスラスラと書くことができました。

ところが、毎日どれだけ書く、というふうに決めていると、「さあ、今日は何を書こう」というところから始まるので、日によっては、ネタ帳を見てもどれも書く気になれず、ポメラを開けてぼーっと考え込んでいることがあります。

書きたくないことを書いても仕方がないので、何とかして書きたいことを探し出します。特にコラムのような記事は、気持ちが乗っていないと書けないので、そのときの気分にあったテーマを探す必要があります。

苦しんでやっと書いて、書いたあとにはたいてい満足するのですが、書く過程をもっと楽しみたいなぁと思いました。

そんなことを思っているとふと、英語では「楽しむ」をenjoy oneselfというのを思い出しました。He enjoyed himself.を直訳すると、「彼は彼自身を楽しませた」となり、要するに「楽しんだ」ということ。自分のことをいうときでも、I enjoyed myself.というように、英語では「楽しむ」というのは、楽しむために積極的に自分に働きかけるニュアンスがあります。

楽しいことあるのを受け身で待っているのではなく、自分で自分を楽しませる。「もっと自分を楽しませやななぁ」と思いました。

相方曰く、自分を楽しませようと、好きな歌手が歌をうたってくれても、本人が楽しんでくれていなかったら悲しいと。たしかに、歌手やバンドにしても、音楽は本人たちが楽しんでいるからこそこっちも楽しめるというものです。

もっと楽しめる方法があるはず・・・と考えているだけで、だんだん楽しくなってきました。「呪縛から解かれたような顔してるなぁ」と相方。

最近はなかなか朝、目を覚ましませんでしたが、今朝は珍しく早朝に目が覚めました。


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