家の中でクモが生まれました。アシダカグモ観察記。


あたたかくなると、家の中のあちこちにクモが現れます。上の写真は去年撮ったものですが、時々、卵を抱えたクモもいます。

家の中で卵を抱えた「アシダカグモ」に見る母の愛情。

家の中で大量にクモが生まれたらさすがに困るかも・・・と思い、去年まではなるべく外に追い出そうとしていましたが、あるとき、家の中で生まれてしまいました。よく見ると大した数ではなさそう、ということで、今年は「家の中でもどうぞ勝手に」と、好き放題にさせていました。

すると、廊下の天井近くに母蜘蛛が貼り付けていた卵から、大量の子蜘蛛が生まれました。


前回は、生まれたばかりの頃からもっと大きく数が少なかったのですが、今回は別の種類のようで、ちっちゃいのが無数に飛び出してきました。

あんなにたくさんいたのにどこへ行ったのやら、その後、家の中で小さいクモはあまり見かけません。

あるとき、ふと見ると、大きなクモが、空になった卵の上方でじっと張り付いていました。


「あの小さかったクモがもうこんなに大きくなって戻ってきたんやろか??いやいや、それは成長が早すぎるやろ・・・」とまぬけな自問自答。こどもを生んだ親蜘蛛かな? とにかく、ここが気に入ったらしい。

最近、家の中で死んでしまっているクモをよく見かけるけど、暑すぎたのでしょうか。ちなみに、wikipediaによると、家の中によく現れるアシダカグモの平均寿命は、オスが3~5年、メスが5~7年程度だそうです。


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