香川では「へらこい」人と陰口にはご用心?

香川の田園風景


「香川には陰口を言う人が多い」という話を最近よく聞きます。

幸い、ぼくはまだ被害に遭ってないなぁと思ったら、陰口だから言われていてもわからないか。

でも、あまりにひどい陰口の場合、身の回りに異変が起き、「あの人、こんなこと言ってたで」と教えてもらえることもあるようです。

香川に移住してきたばかりの頃、「こっちで出会う人はいい人ばっかりで」と香川の方に言うと、「へらこいで」と返されることがよくありました。

「へらこい」の微妙なニュアンスはいまだによくわからないのですが、ネットで調べてみると、「ずるい」「利己的で要領がいい」といった意味が出てきます。weblio辞書のよると、「一説には、『はらぐろい』のつづまりともいわれている」らしい。

「へらへらして・・・」と言っていた方もいるので、そういうニュアンスも含まれるのかもしれません。表面上はへらへらしながら、腹ではずるいことを考えて得してやろうとしている感じでしょうか。

「この人がもしかしたら『へらこい』人かもしれやん!」という人に時々出会うこともありますが、この言葉を知っていたおかげで、「へらこい人には要注意」と思って、距離をとるようにしています。

自分が得をしようとして、他人についてあることないこと陰口を言う人がいるらしく、そういう人は「へらこい」人とも共通しているのかもしれません。

陰口を言って、他人を貶めることで自分が得をしようというのは、醜いことだなぁと思います。そんなことをしても、長期的には結局自分も損をすることが多いのではないかと思います。「あの人、あんなことして儲けてるんやで」ときっと誰かに言われて、日本一狭い県なのであっという間に話が広まります。
香川では(特に)、へらこい人と陰口には気を付けたいと思います(そういう人はどこにでもいるものですが・・・)。

逆に、そういう人たちの被害に遭いながら鍛えられたのか、香川には立派な人も多いです。

客商売をしていると、どんな困った人も相手にしないといけないこともあるのか、近所の自転車屋さんのおいちゃんは、上から目線のお客さんが来ようと、一見不審なお客さんが来ようと、まったく動じず、いつも穏やかな表情で仕事をされています。

他人の振り見て我が振り直し、立派な人を見習っていきたいものです。


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