とくしま有機農業サポートセンターが「オーガニック・ワーカー(有機農業技術者)」受講生を募集

とくしま有機農業サポートセンターウェブサイトより


有機農業を本格的に勉強したいと思っている方にお知らせ。

コープ自然派の折り込みで知りましたが、特定非営利活動法人とくしま有機農業サポートセンターというところが、「オーガニック・ワーカー(有機農業技術者)養成科」の受講生を募集しています。

以下のような内容とのこと。

  • 次世代の有機農業技術者を育成する画期的農業カリキュラム
  • 有機農産物は「安心安全」の時代から「高品質・多収穫」の時代へ
  • 作物本来の美味しさや栄養を引き出す究極の土づくりが学べる
  • 植物生理に則った栽培理論を学び、実践してこそ短期間で技術が身に付く
  • ひとつひとつの農作業に「美味しさや高栄養」を作り出す理由がある
  • 有機農業の現場で即戦力となる知識や技術を有した人材を育成します
  • 取得資格(任意受験):有機葉物栽培ワーカー資格(社団法人日本有機農業普及協会)

学科(約160時間)、実技(約369時間)、企業実習など(約86時間)の3本柱で、総授業時間は615時間、というかなりみっちりな内容です(詳しい学習内容はこちら)。

「訓練期間」は、平成28年10月14日~翌年の4月13日。

もう何年も前から実施していて、現在までに74名の卒業者がいるそうです。

なんと、受講料は無料だそうです(テキスト代 8,208円は必要)。

どういうNPOなんだろうと思って、とくしま有機農業サポートセンターのウェブサイトを見てみると、「NPOの目的」として、次のように書かれています。

有機農業者および有機農業をめざす生活者に対して、有機農業技術に関する学習機会の提供および有機農業を支援する諸施策を通して、有機農業の理解を広げるとともに徳島に1000人の有機農業者を育て、地域経済の発展および自然循環機能の増進に寄与することを目的とする。
これを見る限り、受講者にはその後、徳島で有機農業をしてもらいたいのだと思いますが、他の場所を考えている方でも相談してみていいのではないかと思います。

ぼくは野菜やお米を育てているといっても、自宅用で(それすらままなりませんが)、農業で生計を立てていくとなると大変だろうなぁと、少しやってみてわかりました。有機農業や自然農にゼロから自分で試行錯誤しながら実践するのもありだと思いますが、こういうふうに体系的に教えてくれるところがあるのもありがたいなぁと思います。

申し込み方法など、詳細は以下。

募集定員:10名
受講料:無料(ただし、 テキスト代 8,208円が必要です)※圃場での実技、職場見学、企業実習先への交通費は自己負担です。
お申込み方法:居住地を所轄するハローワークにて受講申し込みくださいませ。
募集期間:平成28年8月16日~9月13日
選考日:平成28年9月23日 10:00~17:00
選考会場:小松島有機農業サポートセンター 2階研修室
結果通知:平成28年9月30日
訓練期間:平成28年10月14日~平成29年4月13日
訓練時間:約615時間 
1日:10:00~16:50(昼休憩1時間) 1コマは50分(10分の休憩)
基本的には土・日・祝日休み(ただし、授業時間の調整等により訓練が入ることもあり)
実習先の都合により時間変更の場合があります


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