ローゼル(ハイビスカス)を育てる。果実(萼)をお茶やジャムに


今年初めて、ローゼル(ハイビスカス)を育ててみました。写真ではその大きさがあまり伝わりませんが、2メートル以上あります。セルトレイで芽を出し、最初はあんなに小さかったのに、地植えした後はぐんぐん背を伸ばしてびっくりしました。


可愛い花を咲かせます。


その後、実ができます。オクラと同じアオイ科で、茎の伸ばし方や実の付け方がそっくりです。

ローゼルは、ハイビスカスティーでおなじみですが、あれがオクラの親戚だったとは。


草刈りが間に合っていませんでしたが、草ぼうぼうの中でたくましく育ち、大収穫!


萼(がく)をお茶にします。手でするっと簡単に剥けて楽しいです。


萼をとったら、こんな状態になります。これを乾燥させて追熟させ、種を煎るとコーヒーのような風味になるらしく、試してみようと思っています。


摘みたてフレッシュローゼルのお茶は、香りがよくて甘みも深く、乾燥させたローゼルティ(ハイビスカスティ)よりも好きでした。


煮出したあとの萼は、ひたひたの水とはちみつを加えてローゼルジャムに。ヨーグルトにかけて美味しくいただきました。

「ハイビスカス」というと、南国の大きな花を思い浮かべることが多いと思いますが、このハイビスカスはあれとはまた違う種類で、一般的なハイビスカスティーに使われているのはこちらのローゼルだそうです。日本でこんなに簡単に育てられるとは知らなかった!育てている人をあまり見かけないのが不思議なくらい、育てるのも簡単で、お茶にもデザートにもなって、余すところなく楽しめます。来年も絶対に育てようと思っています。


by 硲 允(about me)