自然農の稲作6年目の稲刈りと脱穀。


今年も稲が見事に実りました。


一年目は穂がなかなか垂れず、最後まで垂れなかったのも多かったのですが、毎年種採りして今年で6年目、ここの土地にずいぶん馴染んだ感じがします。自然農法の世界で世界的に有名な福岡正信さんという方が生み出した「ハッピーヒル」とう品種です。うちでは水をひかずに陸稲、不耕起、無農薬、無肥料で育てています。今年は2畝程度の面積で、たくさんは植えていませんが、稲作とともにある春夏秋冬を楽しませていただきました。


秋はなにかといそがしく、稲刈りするのがゆっくりになり、見た感じ、天日干ししなくてももうよさそうなのでは、と判断し、刈ってすぐに脱穀することにしました。


軽トラで庭まで運び…


今年も千歯こきが活躍。



なかなか根気のいる作業ですが、天気のいい日で気持ちよかったです。


この作業を一人でするのは大変ですが、相方とおしゃべりしながらだとあっという間です。大きな藁は手で除き、細かい藁くずや中身がすかすかの籾はフルイでふるって選別。




稲は実ってから食べるところまでがなかなか大変で、最初の数年分のお米はまだほとんど食べられずに籾付きのまま眠っているという…。今年の冬中には、今までのお米を全部ちゃんと脱穀して食べたいと思っています。籾付きだと長期保存が効くといいますが、6年前のお米のお味は、食べてみてのお楽しみということで。


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by 硲 允(about me)