6年目の田植え。ハッピーヒルを陸稲で


今年も田植えが完了しました!

種蒔きしたときは、今年は種採りできる程度にごく少量、と思っていたのですが、籾すりできるコイン精米所を見つけて食べるのが簡単になったこともあっていつも以上にやる気がでて、けっこう植えました。

例年、数週間~1ヶ月くらいかけて植えるのですが、今年は7月2日~3日の二日間で終え、だいぶスピードアップしてきました。「半夏半作」という言葉があり、半夏生(今年は7月2日)までに田植えを終えないと、収量が半分になってしまう、と昔から言われてきたようです。今年はその半夏生に田植えを始めたので、いきなりラストスパート…という感じでした。


うちの田んぼは水を入れずに陸稲として育てています。品種は自然農法を提唱した福岡正信さんが生み出した「ハッピーヒル」というものです。今年で6年目。うちの田んぼにだいぶ馴染んできた感じがします。

陸稲は分けつしにくいように見えるので、基本的には上の写真のように10本くらい、まとめて植えていますが、見た感じ立派に育って盛んに分けつしてくれそうな場合、2本や1本植えにすることもあります。


水田の田植えのように、ちょん、ちょん、と植えていくことはできないので、鍬を1回入れて土を持ち上げる感じで穴をあけて植えていっています。苗代から土ごと苗を運ぶので、けっこう重たくて疲れます…。


植える前の苗代の写真を撮る余裕がなかったのですが、こちらは全部移植した後の苗代の様子。奥に見えるのはカボチャやトマト。去年まではここは稲専用だったのですが、今年は田んぼと畑が融合して新しい世界ができつつあります。


どこに何を植えようかなぁ、こうしたらきれいかなぁ、と、絵を描くように畑をつくっていくのも楽しいものです。


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by 硲 允(about me)