野菜の支柱のために、竹を伐ること数百本…


近所の中学生くらいの男たちが自転車でここを通り過ぎて、「獣道や!」と面白がっていました。

たまには獣も通っているかもしれませんが、主に通っているのはぼくです。この奥から野菜の支柱用に竹を伐り出しています。


今年はミニトマトをたくさん植えているので、支柱もずいぶん必要です。これは女竹というんでしょうか、細い竹をもう何百本も伐りました。


だいぶ通路が広々してきました。ここはかつて小道があって、うちの近くまで続いています。一度、田んぼのお隣の農家さんに手伝ってもらって、手押し一輪車を押して通れるくらいの道をつけたのですが、あっという間に竹が生えてきて元の木阿弥状態…。しょっちゅう歩いて、手入れしていないとそうなるのですが、夏になるとヤブ蚊が大量発生で退散! また暇があればコツコツと道をつけたいと思っています。


支柱に使えるのはしっかりとした部分だけで、先の方は積み上げています。


一段落したら、軽トラでうちに運んで燃やして灰にし、畑に撒こうと思っています。

プラスチックの支柱はボロくなったり壊れたりしたらゴミになるだけですが、自然素材の竹は循環して気持ちがいいです(伐り出すのはなかなか大変ですが…)。

今では竹を切り出して支柱にしている畑はかなり少数派ですが、昔はみんなこうして、あちこち手入れしながら農業資材も得ていたのだろうなぁと思います。


目測で切っていて、長さも太さもいろいろです。最初の頃は、長すぎて切り直したりしていたのですが、慣れてくるとちょうどいい長さにできるようになりました。


支柱が必要な野菜が多く、竹の支柱だらけの畑はなかなか迫力があります。今年はまた珍しいことを始めたので、横を犬の散歩で通っていく方が増えたような…。ありふれた風景ばかりの散歩では退屈だと思うので、面白い風景を作り上げていきたいと思います。


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by 硲 允(about me)