籾すり機能付きのコイン精米機を求めて徳島まで行ったけど、実は籾付きはダメだった(!)、という話を書きました(こちらの記事)が、あきらめきれず、ネットでさらに検索していると、JA香川県のウェブサイトがひっかかり、香川県三豊市に籾すり機つきの精米所があるとのこと!
でも、農産加工場とのことで、一般の人でも誰でも使えるのだろうか…? 徳島でも一度失望しているので、本当にあるのかも心配。そこで、グーグルマップでその住所のストリートビューを見てみたところ…
これか~ありました!! 道端に設置された、誰でも使ってよさそうなコイン精米機です! よく見ると、「クボタクリーン SUPER」の上に「もみすり」と書かれています!
この写真は数年前に撮られたものだろうし(あとでよく見ると、2018年5月と書かれていました)、今もあるかどうか確信が持てず、ひとまず問い合わせてみようと思ったけど、問い合わせ先の電話番号がわからず、徳島まで行くわけでもないし、とにかく行ってみよう、ということになりました。
籾すり機つきの精米機が使えるかどうかはっきりするまで気持ちが落ち着かず、この情報を見つけた翌々日に出発。軽トラの後ろにお米を積み、家から約40分のドライブ…
ありました!
グーグルマップのストリートビューで見た通りの、もみすり付きクボタクリーンSuper!
コイン精米機自体、使うのは初めて。まずは説明書きを丁寧に読みます。ここにお米を投入するようです。「もみ・玄米投入口」と書かれています。
ただし、いろいろ注意書きが。「1回の投入量は、もみ3kg以上又は玄米2kg以上としてください」とのこと。それから、わらゴミの多いもみ・のぎの長いもみ、水分の高いもみ又は玄米(17%以上)、くず米、虫くい米、胴われ米を入れると故障の原因になるとのこと。
そういうのを入れて故障することが多いらしく、あちこちに同じような注意が書かれています。
昨年実ったお米は藁くずをよく除いてありましたが、一昨年のお米はよく見ると藁がまだけっこう混ざっていたので、一昨年の分はひとまず持ち帰って念入りにきれいにしてから精米することにしました。
昨年の分の籾つき米を投入!
籾だけ外して玄米にしたかったのですが、この機械では玄米にすることはできず、普通の白米か、さらに精米した白米(2段階あり)から選ぶようになっています。最近は歯の治療中でよく噛めずに白米を食べているし、まぁいいか、ということで普通の白米にしました。
籾をはずしている音が聞こえ、外のタンクにたまるようになっています。
その籾は持って帰れます。前に使用した人が持って帰っていなければ混ざってしまうので、自分のお米の籾だけを持ち帰りたい場合、事前にチェックしておく必要があります。チェックし忘れてしまい、籾を持ち帰るのは次回にすることに。
すると間もなく、左の出口から、白米になったお米がパラパラ降ってきました。
お見事! いい香り。
めでたし、めでたし。
さすが、米どころの財田(香川県三豊市)です。車で走っていると、あちこちにコイン精米所がありました。1分つきから可、と書かれた精米所もあり、食べ方もこだわる人が多いのでしょう。籾つきだと鮮度が保たれるので、籾で保管して少しずつ精米して食べる家庭も比較的多いのかもしれません。
自家用に小規模でお米を育てる人はこれから増えてくるのではないかと思います。そのとき、問題になるのが籾すり。籾摺り機は買うと高いし、置き場所もとります。もっとあちこちに籾すり機能つきのコイン精米機が増えていけばいいなぁと思います。あとは、一気に白米にしてしまうのではなく、玄米で出してくれる機能もほしいところ!
【関連記事】
by 硲 允(about me)
でも、農産加工場とのことで、一般の人でも誰でも使えるのだろうか…? 徳島でも一度失望しているので、本当にあるのかも心配。そこで、グーグルマップでその住所のストリートビューを見てみたところ…
Google Mapより |
これか~ありました!! 道端に設置された、誰でも使ってよさそうなコイン精米機です! よく見ると、「クボタクリーン SUPER」の上に「もみすり」と書かれています!
この写真は数年前に撮られたものだろうし(あとでよく見ると、2018年5月と書かれていました)、今もあるかどうか確信が持てず、ひとまず問い合わせてみようと思ったけど、問い合わせ先の電話番号がわからず、徳島まで行くわけでもないし、とにかく行ってみよう、ということになりました。
籾すり機つきの精米機が使えるかどうかはっきりするまで気持ちが落ち着かず、この情報を見つけた翌々日に出発。軽トラの後ろにお米を積み、家から約40分のドライブ…
ありました!
グーグルマップのストリートビューで見た通りの、もみすり付きクボタクリーンSuper!
コイン精米機自体、使うのは初めて。まずは説明書きを丁寧に読みます。ここにお米を投入するようです。「もみ・玄米投入口」と書かれています。
ただし、いろいろ注意書きが。「1回の投入量は、もみ3kg以上又は玄米2kg以上としてください」とのこと。それから、わらゴミの多いもみ・のぎの長いもみ、水分の高いもみ又は玄米(17%以上)、くず米、虫くい米、胴われ米を入れると故障の原因になるとのこと。
そういうのを入れて故障することが多いらしく、あちこちに同じような注意が書かれています。
昨年実ったお米は藁くずをよく除いてありましたが、一昨年のお米はよく見ると藁がまだけっこう混ざっていたので、一昨年の分はひとまず持ち帰って念入りにきれいにしてから精米することにしました。
昨年の分の籾つき米を投入!
籾だけ外して玄米にしたかったのですが、この機械では玄米にすることはできず、普通の白米か、さらに精米した白米(2段階あり)から選ぶようになっています。最近は歯の治療中でよく噛めずに白米を食べているし、まぁいいか、ということで普通の白米にしました。
籾をはずしている音が聞こえ、外のタンクにたまるようになっています。
その籾は持って帰れます。前に使用した人が持って帰っていなければ混ざってしまうので、自分のお米の籾だけを持ち帰りたい場合、事前にチェックしておく必要があります。チェックし忘れてしまい、籾を持ち帰るのは次回にすることに。
すると間もなく、左の出口から、白米になったお米がパラパラ降ってきました。
お見事! いい香り。
めでたし、めでたし。
さすが、米どころの財田(香川県三豊市)です。車で走っていると、あちこちにコイン精米所がありました。1分つきから可、と書かれた精米所もあり、食べ方もこだわる人が多いのでしょう。籾つきだと鮮度が保たれるので、籾で保管して少しずつ精米して食べる家庭も比較的多いのかもしれません。
自家用に小規模でお米を育てる人はこれから増えてくるのではないかと思います。そのとき、問題になるのが籾すり。籾摺り機は買うと高いし、置き場所もとります。もっとあちこちに籾すり機能つきのコイン精米機が増えていけばいいなぁと思います。あとは、一気に白米にしてしまうのではなく、玄米で出してくれる機能もほしいところ!
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by 硲 允(about me)