本門寿院克軍寺(香川県高松市)の森の活動開始。ミニ四国八十八ヶ所も


NPOフォレスターズかがわの活動として、新しいフィールドの整備を始めています。香川県高松市西宝町のお寺さん「本門寿院克軍寺」の裏山です。

克軍寺は天台宗のお寺で、832年に、空海の甥(あるいは姪の子という説も)である智証(ちしょう)大師(円珍)によって開かれたと伝わっているそうです。


この山には「ミニ四国八十八ヶ所」があり、ここだけで結願できるようになっています。とはいえ、最近では歩く人が少なくなり、通路が歩きにくくなっていたので、初回の活動のときにみんなで一通り歩きながら整備し、だいぶ歩きやすくなりました。

この辺りに住んでいる人たちは、かつて、この山によく入っていたようです。数十年前のこの辺りの白黒写真を見せていただきましたが、当時は田んぼがあり、今とはずいぶん違っていました。今は街になりましたが、街から目と鼻の先にあるこの山には自然が残されています。


この広場は背の高い笹だらけになっていましたが、草刈りをしてずいぶんすっきりしました。


手入れはまだまだこれから。街と海の景色が木々の間から見えてきて、光が差し込んできました。

お寺の裏の森の手入れは、石段の落ち葉を掻いたり、ナタや草刈り機で草刈りしたり、鋸やチェンソーで木を伐ったり、ゴミを拾ったり、通路をふさぐ岩や倒木を片付けたり、いろいろすること・できることがあり、それぞれ、マイペースで作業しています。

手入れを進めながら、ここでこんなことできたら楽しそうやなぁーと、いろんなアイデアが生まれてきます。高松の街からアクセスが容易なので、街と森をつなぐフィールドにもなりそうです。

フォレスターズかがわでは、メンバーを常時募集中です。活動の様子はフォレスターズかがわのブログからもご覧いただけます。


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by 硲 允(about me)