玄米食に戻る。


ここ1年くらい、歯の治療で噛みづらかったのもあり、玄米をお休みして分づき米や白米に近いお米を食べていたのですが、最近は玄米に戻りました。

上の写真は、玄米をしばらく水につけてちょっと発芽させたもの。玄米はものによっては皮がかたくてよく噛んでも皮が残ることがあり、かたい玄米は食べるのがちょっと大変ですが、発芽玄米にするとある程度やわらかくなります。だいぶ寒くなってきた今の時期でも、2日ほどで発芽します。


よーく見ると、わずかに発芽しています。発芽させすぎても美味しくなくなるはずなので、ちょっと発芽したくらいでOKとしています。発芽するところまでいかなくても、一昼夜水に浸けておくと、だいぶ食べやすくなります。


久しぶりに玄米を食べると、ちゃんと噛むのが大変で顎の衰えを感じましたが、毎日食べ始めると顎がすぐに玄米に適応しました。最近、フレッチャーさん(Horace Fletcher)という方の噛み方(食べ方)に関する本を読んでいて、念入りに噛んで食べるように心がけています。


Fletcherism: What It Is or How I Became Young at Sixty

フレッチャーさんは、40代で白髪・肥満になり、保険に入ろうにも保険会社に断られるくらい健康を害していたそうですが、独自の健康法を生み出して、それを実践することで、自転車で一日中走り回っても疲れ知らず、重量上げではプロもかなわないほどの体力になり、この本を読んでいると、食べ方・噛み方の重要性を思い知らされます。とにかく、本当にお腹が空いたときだけに、必要な分量だけ、自分の身体が欲するものを欲する順番に、よく噛んで食べる(口の中に固形物がある状態で飲み込まず、噛みながら自然に喉から身体に入っていくのを待つ感じ)のが重要なようです。まだ読んでいる途中ですが、この本の内容についてはまた落ち着いたときにゆっくりご紹介したいと思っています。

ここ最近、いそがしかったのもあるのか、胃の調子がずっとよくなかったのですが、玄米をよく噛む食生活を始めてから、だいぶよくなってきました。よく噛むと、自然とやたらめったら食べなくなるので、食材・食費の節約にもなり、いいこと尽くしです。


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by 硲 允(about me)