「テンションを上げる」

ぼくは和歌山生まれで、関西ではよく「テンションを上げる」という言葉が使われます(関西といっても、場所と人によると思いますが)。

「テンション上げていこか~」「テンション上がってきたわ~」てな感じです。

テンションは上がることもあれば、下がることもあるわけです。

「テンション下がるわぁ」ということもあります。

関西人は、人と会うときにテンションを上げる傾向が強いかもしれません。人を目の前にすると自動的にテンションを上げる習慣がついている人も多いように思います。

でも、テンションを無理に上げると、そのときは気分が盛り上がっても、あとから疲れがどっと出ることがあります。無理にテンションを上げると不自然さが漂ってしまうこともあります。だから、ぼくは意識的にテンションを上げることは控えています。テンションを上げるよりも、自然体を目指しています。いつでも相手と自然体で向き合うというのは、テンションを上げるよりも難しいですが。

ところで、「テンションを上げる」というのは、英語ではなんと言えばいいのだろう、とふと思いました。

・get pumped up
・boost my morale

とかが近いのでしょうか。

今は便利な時代で、ネットで検索するといろんな表現がでてきます。
モノを主語にする場合は、

・get me going
・raise my spirits 

というのもよさそうです。

日本語で「ハイテンション」という表現もあります。「あいつやたらハイテンションやなぁ」みたいに使いますが、英語でそのまま「high tension」というと全く伝わりそうにありません。英語ではhyperという形容詞が近いでしょうか。

「今日はハイパーやなぁ」と相方に言われることが時々あります。そういうときは、たいてい、無理しすぎてあとあとで疲れがでます。ハイテンションもハイパーモードも控えて、いつでもニュートラル、そしてリラックスを心がけています。