ブログの広告やアフィリエイトとコンテンツの自由について。



「ブログで稼ぐ」というと、何やら胡散臭い感じがするだろうか?

このブログで得られているお金は月に数千円程度なので、「稼ぐ」というほどの額ではないけれど、ブログの広告やアフィリエイトからお金が得られる仕組みになっている。

お金があり余っていたら広告無しにするけれど、現代社会で暮らしていくにはお金が必要なので、今のところその仕組みを利用している。

ぼくが使っているのは、Google Adsense(グーグルアドセンス)と、Amazonや楽天やその他のアフィリエイト。

Google Adsenseは、ブログに書いている文書の内容や、訪れた方が普段見ているサイトに合わせた内容の広告が自動的に表示される。「クリック課金」という仕組みで、広告がクリックされる度に、そのサイトのオーナーに数十円~の収入となる。金額は、広告の大きさや内容などによるらしい。カテゴリーごとにある程度制御でき、「このカテゴリーはイヤ」というのがあれば、表示しないようにもできる(ぼくもいくつかのカテゴリーはそうしている)。

Amazonや楽天などのアフィリエイトは、自分がブログで紹介した商品がブログのURL経由で購入されると、購入金額の数パーセントの収入が得られるようになっている。たとえば、ブログで紹介した本をAmazonのリンクから購入されると、だいたい数十円。ちなみに、Amazonはアフィリエイトのリンクを経由して一定時間内に全然関係のない商品が購入されても収入が得られるようになっている。

ブログで広告収入なんていうと胡散臭い感じがするかもしれないが、雑誌に寄稿する場合の広告と比較してみたいと思う。

広告を掲載している何かの雑誌に文章を寄稿する場合、自分の文章の周りや、自分の文章が載った号にどんな広告や他にどんなコンテンツが掲載されるかはわからない。広告を自分で選べないのは一緒だが、ブログの場合、そのサイトに載せる全部の記事に自分で責任がもてる。

雑誌の場合、広告主が嫌がるコンテンツを載せるのは難しいが、Google Adsenseの場合、規約に違反する内容でなければ何でも書けるし、編集者に校正されて内容をカットされたり内容を変えられたりする心配もない。

そう考えると、ブログの広告というのは、何を書くかという自由を侵害されにくい広告システムのように思える。今のところ問題ないけれど、もし書きたいことを自由に書けなくなったら広告はやめるつもり。

ちなみにいずれは、何が表示されるかわからないGoogle Adsenseではなく、ブログの内容に共感してくれる方の、ぼくの方からも応援したいと思える商品やサービスの広告に切り替えたいと思っている。


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