高松の自然食品店「ちろりん村」で買ってきた、GOROCUBAの「マヤカカオロースト」。
よく買い物をする「びんちょうたんコム」から商品と一緒に送られてきた「らくなちゅらる通信」に、GOROCUBAの代表の方のインタビュー記事が載っていました(ウェブでも読めます)。
3.11のあと、キューバでカカオ豆と出会われ、日本に広めたいと考えたけれどうまくいかず、その後、小豆島を旅行で訪れていたメキシコ人夫婦との出会いから、メキシコのカカオ生産者たちとの出会いにつながったそうです。メキシコの生産者さんたちは、基本的に自給自足の生活をしつつ、現金を得るためにカカオなどの換金率の高い作物をつくっていえるとのこと(しかし、安く買い叩かれる状況が続き、その状況を変えるために非営利団体の主導で現地の生産者組合ができたそうです)。そうしたなか、利益を生産者さんたちと正当に分け合うことを約束されて信用を得、メキシコのジャングルの奥地から日本に送ってもらっているカカオ豆だそうです。
このカカオ豆は、無農薬、無化学肥料で、循環型の方法で栽培されているそうです。カカオの木は単独で成長することができず、ジャングルの王で聖なる大樹といわれ「セイバ」やバナナの木陰で育つ、というのも面白いです(GOROCUBAのウェブサイトで紹介されていました。カカオの木もはじめて見ました!)。
GOROCUBA代表の片山さんは、キューバのチョコレート工場の前を通り、そこの換気口から出た煙に包まれた瞬間、意識が飛ぶ感じがしたそうで、カカオ豆には強力な覚醒作用があるからだそうです。たしかに、焙煎されたカカオ豆を一粒食べると、その感覚がなんとなくわかりました。
一粒食べただけでもけっこう覚醒します。頭がすっきりする感じ。抗酸化作用も強力だそうです。そのほか、動脈硬化予防、抗ストレス、美容、ダイエット、アレルギー改善、脳の活性化、認知症予防、便通改善、口内環境改善、アンチエイジングなどに効果があると言われているとのこと。
ちろりん村では、焙煎されていないカカオ豆や、パウダー状で花付きのホーリーバジルと一緒になってココアのように飲む商品も置かれていました。焙煎は炭火を使って毎朝手作業で行われているらしく、まずは焙煎してくれているカカオ豆を食べてみることにしましたが、自分で焙煎するのも面白そうです。
心の通ったストーリーのある商品は、食べていてうれしいし、頭の中で想像が広がります。
びんちょうたんコムの商品ページ(マクロヘルス マヤカカオ)はこちら。
amazonでも販売されています↓
【関連記事】
by 硲 允(about me)