エレコムのキーボード「TK-FCP097BK」を購入。パンタグラフ式で入力作業が快適に


最近、新しい外付けキーボードを買いました。エレコムのTK-FCP097BK(有線、コンパクトタイプ)です。

竹製のキーボードとマウスを最初は気に入って使っていたのですが、マウスは赤外線の漏れが気になり、キーボードも打つときに指にけっこう力が要るのでもっと打ちやすいものに買い替えたくなって、結局、プラスチックのキーボードとマウスになりました。

竹製のキーボードとマウスは、見た目がうれしかったのですが、毎日のように使うものなので、やっぱり使い心地や作業効率を優先したくなります。

キーボードをあれこれ探しながらユーザーレビューを読んでいると、キーボードは現代の筆記用具、と表現されている方がいて、たしかに、と思いました。ぼくはスマホを使わないし、メモは基本的にノートにとり、ペンや鉛筆で文字を書くことも多いですが、文字数にすると、キーボードで書くほうが圧倒的に多い日常です。筆記用具にこだわるのは大事だろうなと思いました。

特に最近は、ギターの練習で指を痛めたり骨法(400年前の紀州の忍者が生み出した秘伝の手技療法)でも指を使うので、必要以上に無駄に負担をかけるのは避けたいという事情もありました。前に使っていた竹のキーボードは、けっこう深く打鍵する必要があり、指に必要以上の負担がかかっている感じがありました(指のトレーニングをしたいときにはいいかもしれませんが…)。

調べてみると、一概にキーボードといっても、いろんな種類があり、よく使われているものでは、メンブレン式とパンタグラフ式があることを知りました。一般的な外付けキーボードではメンブレン式が多いようで、ノートパソコンにはパンタグラフ式が多いようです。メンブレンは、打鍵幅が深く、キーの反発が強く、指が疲れやすい傾向があり、パンタグラフは打鍵感が浅くてキーの反発力が弱いそうで、たしかに、一般的な外付けキーボードとノートパソコンのキーボードを比べてみると、そういう感じがします。

どんなキーボードを好むかは人それぞれですが、ぼくはノートパソコンの軽いタッチのキーボードが好きで、外付けでもそういうキーボードがあると知り、使ってみることにしました。

ずいぶんあれこれ比較検討して悩んだ結果、今回買ったのがエレコムのTK-FCP097BK(有線、コンパクトタイプ)です。



前のキーボードよりも軽く打てて(個人的にはもっと軽くてもいいのですが)、キーとキーの間が離れているので打ち間違いも減ったようで、だいぶ楽で心地よく入力できるようになりました。サイズは小さめで、机の上のスペースをあまりとらないのもいいです。キーボードの使い心地には今までほとんどこだわりがなかったのですが、それによってパソコン仕事の快適さがずいぶん違ってくることを体感しました。

ちなみに、最近は無線のキーボードが多いですが、無線の電波を浴びるのはなるべく避けたくて(どんな健康リスクがあるかわからないので)、自分が使うものは選べるなら何でも有線のものを選んでいます。

今回、家電製品店をあちこち回って、試し打ちできるところを探したのですが、このキーボードはどこも箱に入ったままだったので、使い心地は、ネットでのユーザーレビューが頼りでした。

調べていると、高価なキーボードもいろいろありますが、キーボードは消耗品だし、実際に使ってみないとわからないところも多いので、手に入りやすい価格で自分の好みに合った使い心地のものを、と思って今回これを選び、概ね満足の結果でした。



新しい筆記用具を手にすると、書くのも気分が一新し、ちょっと新鮮な気分でブログを書いています。


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by 硲 允(about me)