金沢の近江町市場へ。砂糖不使用のソフトクリームやかぶら寿司に喜ぶ


金沢に行ったとき、食品を主に近江町市場(おうみちょういちば)で仕入れた。地元では「おみちょ」と呼ばれているらしい。




八百屋さんが何軒もあったが、加賀野菜を中心に扱っているお店に目が留まった。


金沢春菊に金時草、伝燈寺(でんどうじ)里芋など。いまどきは、どこへ行っても大量生産・大量流通に適した「F1品種」が主流だけど、せっかく旅行で来たのだから、それぞれの地方で古くから栽培されてきた伝統品種を味わいたい。

五郎島金時の焼きイモをいただいた。


五郎島金時というのは、約300年前、元禄時代にさつまの国(鹿児島)から石川県の五郎島に種芋が持ち帰られ、栽培が始まったらしい。

五郎島というのはこの辺り。



砂丘地で、さつまいもが育つのに適しているとのこと。ほどよい甘さで、身体にすっと入っていく味だった。


真っ白なカブがすごい迫力。これだけ真っ白に洗うだけでも大変そう。


魚屋さんで、その場で食べられるウニを発見。


贅沢品だけど、せっかくなので、朝からウニをいただいた。醤油も何も付けずそのままで。臭みがなくて美味しかった。


環境保全に配慮した有機栽培を行うオーガニックファーム「金沢大地」の直営店「たなつや」へ。ここは金沢に来たら必ず寄りたかったお店。


砂糖や人工甘味料を使用せず、穀物由来の金沢の伝統甘味料「じろ飴」と玄米甘酒で甘味をつけている。これなら砂糖がダメなぼくでも食べられる!ということで、せっかくなので、寒かったけど朝からいただいた。ソフトクリームを食べるのは何年ぶりだろう。上に乗っているのは煎り豆クランチ。今まで食べたソフトクリームの中で一番美味しかった。今度は夏に食べたい!


二日連続、夕食に「かぶら寿し」。酢飯にはたいてい砂糖が入っているけれど、こちらは砂糖を使わず、化学調味料も不使用。有機栽培された金沢の伝統野菜「百万石青首かぶら」や、日本海を泳いでいた天然のぶりと米糀が合わさっている。一つ1,000円くらいしたけれど、値段相応の満足感。

近江町市場には、家族や親戚と一緒に食べるお惣菜の買い出しにも行き、握り寿司が安くて驚いた。

いちば館の2階にある「市の蔵」という海鮮居酒屋にも行った。市場なので当然全体的にがやがやした雰囲気だけど、ここは落ち着く雰囲気の個室があり、店員さんの対応も親切で、ゆっくりできるお店だった。ぼくは海鮮丼を頼み、ご飯を酢飯ではなく普通の白飯にしてもらった。地酒の種類もいろいろあり、久しぶりに日本酒を飲んだ。

そういえば、市場を歩いていると、市場で買ってはいけないのは「ひんしゅく」だ、という看板があり、撮影を許可していないお店の写真を撮ってはいけないと書かれていた。面白い看板だと思ったので、カメラを取り出して写真を撮ろうとすると、横のお店のおっちゃんに写真を撮るなと怒られた。「この看板もですか?」ときくと、そうだと言う。こんな看板があると面白いので写真に撮りたくなって逆効果かもしれない。この場でさっそく「ひんしゅく」を買ってしまったのはぼくで何人目だろう。


by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto