初雪の日に一輪車で灯油を買いに。計画性を身につけたい

東京から香川に移住する前、香川は温暖なイメージがあったけれど、いざ引っ越してみると、ぼくが住む辺りは東京の冬より寒かった。香川に来て1年目の冬、なるべく化石燃料に頼りたくないので火鉢で暖を取り、何とか冬を乗り越えたと思い始めた3月、まだまだ真冬の寒さが続き、ギブアップ。近所のホームセンターで特価になっていた石油ストーブを買った。


買ったストーブとポリ缶を農業用の一輪車に積んで国道を歩いていると、向かいから走ってくる車の運転手のほとんどが不思議そうにこっちを見て行った。

重たい物の買い物には一輪車が大活躍してくれる。灯油が切れたら、一輪車に18リットルのポリ缶を2つ積んで、歩いて15~20分くらいのところにあるガソリンスタンドに向かう。


先日、灯油が切れたのがちょうど初雪の日だった。

その前々日くらいにレンタカーを借りたのに、なんでそのついでに車で灯油を買いに行かなかったのかと相方につっこまれた。たしかに…。もっと「計画性」を身につけるのが、最近の課題。行き当たりばったりでは、余計な苦労をし、他人にも迷惑をかけてしまいがち。雪に振られながら、自分の計画性の無さを反省した。

そういえば、ほとんどの人は車で灯油を買いに来ているが、一度、ちょうど同じタイミングで見知らぬ年配の方が一輪車にぼくと同じようにポリ缶を2つ積んでガソリンスタンドにやってきて、隣同士で灯油を入れたことがあった。その方は、満杯にしたポリ缶を無駄に長く持ち上げる必要がないように、灯油を入れる台のすぐ近くに一輪車を停め、灯油を入れ終わったポリ缶を一輪車に積むと、念のため、持ってきたロープで固定していた。そういうマメな計画性を見ならわなければと思ったのを思い出した(ちなみにそれは去年のことで、思っただけで実行しなければ意味がない…)。


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by 硲 允(about me)
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