「好きなことカフェ」@大福院(高松市塩江)を開催しました。未来を語り合う時間


2017年11月23日に、塩江(香川県高松市)の大福院で「好きなことカフェ」を開催しました。

今回は、「好きなこと」を仕事にしている人へのインタビューは無しで、自分の「好きなこと」を見つめ、カタチにしていくためのワークショップ中心の会でした。

最初に、自分の好きなお店(お店以外の場所でもOK)をつくるとしたら、どんな場所にするかを、真っ白な紙に絵や文字で表現しました。現実世界での制限を取っ払って、イメージを膨らませてみます。

次に、架空の人物が「好きなこと」を発見したりカタチにしていくにはどうすればいいかをアドバイスするロールプレイング。グループになってアイデアを出し合い、最後にぼくが架空の人物になりきって、それぞれのグループの代表者からアドバイスをいただきました。予想していなかったような面白いアイデアがいろいろ飛び出し、一人で考えているだけよりも仲間同士で話し合ってみることの大事さを改めて感じました。

次に、「好きなことに気づく木」のワーク。「カタチにしたい好きなことに気づく木」。「会ってみたい人は?」「無人島に持っていきたいものは?」など、いろいろな質問に答えていきながら、「カタチにしたい好きなこと」を見つけます。これは各自で心静かに取り組みます。その後、どんな「カタチにしたい好きなこと」を挙げたか、取り組んでみて面白かったことなど、他の参加者にシェアしたい範囲で自由に話していただきました。グループワークで参加者同士の距離が縮まったのもあってか、和気藹々とシェアし合うことができました。

その後は、「カタチにしたい好きなこと」をさらに具体的に実行に移していくためのワーク。それをカタチにするために必要な資金、協力者などを書き出し、次に、そのために取り組むべきアクションを一覧にし、優先順位を付け、最後に、明日から取り組むアクションを絞り込みました。

日常では目の前のことに追われがちで、日々、取り組めるアクションには限りがあり、ゆっくりとした進んでいかないこともありますが、最終的に向かいたい方向をはっきりさせておくことで、今、優先的に取り組むべきアクションを絞り込むことができ、それがどこにつながっているかを意識することで、個々のアクションへの取り組み方も違ってくるのではないかと思います。

ここでご紹介したワークは、特別変わったものでもなく、ワークショップに来ていただく時間がなくても、上の説明を見ながらご自宅で取り組んでいただけるかと思います(ぜひやってみてください)。

世の中のワークショップというのは、材料を自分で揃えたり本を見たりすれば、自分一人でもできることが多いと思いますが、人が直接顔を顔を合わせて集まるからこそ生まれるものがあるなぁと、このところ、いろいろなワークショップやイベントをして思います。そして、そういうワークショップにできなければ、わざわざ時間を使って集まっていただく意味がないなぁと、気を引き締めています。

今回、ご参加いただいた方から、「いい時間になった」といった感想をいただき、ほっとしました。終わった直後に「楽しかった~」と言ってくれた方もいて、こういう楽しい感じは一人ではなかなか味わえないものかもしれないと思いました。未来について希望をもって語り合う時間はいいものだと、改めて思いました。

ワークショップのみの「好きなことカフェ」は、5名以上参加者を集めていただけたら、出張開催もします(場所にもよりますが・・)。ご興味のある方は、こちらからご相談ください。

2017年12月21日には、高松の本屋ルヌガンガで「好きなことカフェ with Spheres Gate(スフィアーズゲート)」を開催します。高松市で革製品の修理屋さんを営む星出雅澄さんと星出ちひろさんをお招きし、お話を伺い、その後、「好きなことに気付く木」などのワークを行います(詳しくはこちら)。

まだお席に空きがあるようですので、ご参加希望の方は本屋ルヌガンガのウェブサイトからお申し込みください。ご参加、お待ちしております。


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by 硲 允(about me)
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