ブログを2年間ほぼ毎日書いてきて。



2015年の11月から、ほぼ毎日ブログを更新してきて、今でだいたい2年になる。それまでもブログをやっていたが、時々思い付いたように書くのと毎日書くのとではずいぶん違ってくる。

毎日書くとなると、最初の頃はけっこう大変だった。「ネタ」が思い付かなくて、部屋中を見渡して文字通り「ネタ」が転がっていないか探すようなときもあった。常日頃考えていることを言葉にするコラム系の記事も、毎日毎日、書きたいことが思い付くわけではない。

しかし、2年間続けていると、よくあるたとえだけど「歯磨き」のように習慣になり、毎日書かないと気持ちわるく感じるようになった。一時は、毎日3~5本更新していた時期もあるが、今年になって1日1本に減らした。ブログに時間を充てすぎると、他のことが進まなくなるので。毎日の習慣は、それほど大きな負荷がかからない程度がいい。小学生の頃、歯垢や歯石を赤く染める液体でぶくぶくさせられて歯を磨いた。赤い色素がなかなか取れなくて、歯磨きにずいぶん時間がかかった。あんな方法で毎日歯を磨いていたら、歯磨きがイヤになるに違いない。

1日1本に減らしたとはいえ、1本書くには歯磨きよりも時間がかかる(1時間以上かかることが多い)。特に、夜、寝る前にもう頭が疲れているときに書こうとすると、ずいぶん効率がわるい。できれば1週間分くらい書き溜めて予約投稿しておきたいが、用事で出掛ける日が続くと、ブログをゆっくり書く時間がとれず、帰って夕食を食べたあと、その日じゅうにがんばって更新することとなる。毎日書いていると、頭が動くときと動かないときの違いが自分でよくわかる。

ブログを2年間書いてきて、よかったことは何だろう? 思い付くままに挙げてみる…

  • 会話で話すだけよりも、自分が普段考えたり思ったりしていることを深く伝えることができる。
  • 情報をアウトプットしながら整理することで、頭の中が整理される。
  • 文章で日々気軽にアウトプットできる場を持つことで、情報をインプットしたらそこから何をアウトプットするかを考える習慣がついてきた。
  • 日々アウトプットしていることで、気持ちが積極的になってきた。
  • 一つの記事を成立させるために、今まで考えたことや知っていることにプラスして考えたり情報を得たりする負荷を自分にかける機会になる
  • 文章を書くのが速くなった。
  • ただ自分が書きたいことを書くのではなく、それと同時に、読んでくれる方のことを意識して文章を書けるようになってきた。
  • 「ブログのネタになるし」ということで、ちょっと面倒でも新しいことにチャレンジしてみようという動機付けになる。
  • 誰かの人生にほんの少し役に立てているのかもしれないと思うことが時々ある。

やってて「わるかったこと」は何だろうと考えてみたけれど、特に思いつかない。それなりに時間は必要だけど、「よかったこと」がこんなにたくさんあるのだから、これからも続けていきたいと思う。


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by 硲 允(about me)
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