庭で育ったフェイジョアの木。品種や食べ方について


お借りしている家の庭で育っている木。何の木だろうと思っていたら、6月頃にこんな花を咲かせました。



葉っぱはこんな形。


秋になると実を成らし、フェイジョアだとわかりました。


調べてみると、フェイジョアは一つの花に雄しべと雌しべがあるけれど、一本の木だけでは実をつけず(「自家結実性」がない)、2本ないと受粉できず実をつけないとのこと。ところが、「アポロ」という品種は、1本でも受粉が行われ、実をならすそうです(ほかには、「グレース」「マンモス」「トライアンフ」「クーリッジ」などの品種があります)。うちの庭にはフェイジョアの木は一本しかないく、多分「アポロ」でしょう。

いつの間にか実を地面に落としていましたが、触ってみるとまだ硬く、どうやって食べるのだろうと思っていましたが、熟して落ちたあとにさらに追熟させて食べるといいようです。

包丁で二つに切るとこんな様子…


洋ナシにマンゴーを加えたような風味。触感は少しとろっとしています。

実の中に小さな種が入っていて、種から育ててみるのも面白そう。

苗も販売されています。フェイジョアの木は、あまり大きくなりすぎず、花や果実を楽しめるので、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、イスラエルなどでも庭木や公園の樹として人気があるらしい。




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by 硲 允(about me)
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