山と海の恵みのおすそ分けが賑わしてくれる春の食卓

東京から香川に移住して以来、自然の恵みをおすそ分けしたり、おすそ分けしてていただいたりすることが増えた。


最近いただいた、タケノコ。うちの近所ではまだ見掛けないが、場所によってはもうたくさん生えてきているらしい。

お店に行くと、香川産のタケノコが出回っていて、同じ県内でも、場所によって時期がだいぶずれるようだ。毎年タケノコが生えてくる近所の竹やぶの横を自転車で通り過ぎる度にタケノコを姿を探していたが、ありがたいことに、ここのタケノコが生えてくるよりも早く今年のタケノコを味わうことができた。

旬の葉玉ねぎと一緒に、相方が炒め物をつくってくれた。


葉玉ねぎとよく合う。美味しくて食べ過ぎ注意…

山菜や野草が春の大きな楽しみの一つになっている。

山で採りたてのワラビとタラの芽もいただいた。


重曹であく抜きし、醤油でシンプルに。こんなに山盛りのわらびは初めて!


フライパンにオリーブオイルを多めにひいて素揚げ風にしたタラの芽。

うちの近所やぼくの行動範囲にはワラビやタラの芽が生えていなくて、ありがたいおすそ分けだった。

香川のいいところとして、県土が狭く、山にも海にも行きやすいことがよく挙げられる。


こちらは、香川の海の近くで暮らす友人からいただいたヒジキ。ぼくは海に行くことが少なく、ヒジキが海でどんなふうにして居るのか、見たこともない。海の恵みを自分で受け取ってきて、それが食卓に上がる暮らし、というのは、同じ香川県内でもだいぶ異世界に感じる。


風味が濃くて野趣のあるヒジキ…ありがたくいただいた。


こちらは、海の近くで暮らす同じ友人からいただいたワカメと先ほどのタケノコの煮物。どちらもいただきもので、山の恵みと海の恵みの融合。人と自然への感謝の気持ちが沸き上がってくる。


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by 硲 允(about me)
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