ブログの書き方をちょっと変えることにした。
本腰を入れてブログを書き始めて2年半…ちょっと、ブログの一般的なフォーマットにとらわれてきてしまったように感じる。そのために、「書く楽しさ」が薄れてきてしまったところがある。それでは本末転倒。
ブログを今のように毎日書き始める前は、気が向いたときだけ、随筆や詩のようなものをノートやウェブサイトに書いていた。その頃のほうが、書くことを純粋に楽しんでいた。
自分が望むように暮らし、書きたいことを書いて、それで金銭的収入も得られるならと思って、一般的なブログ運営の方法についても少し勉強したが、それによって、書き方が狭苦しくなってしまったところがあるように思う。
自分が書いたものをたくさんの方に読んでもらいたければ、タイトルを工夫したり、SEOなどの知識もある程度必要かもしれないが、気にしすぎると書くのが面白くなくなってきやすい。
たとえば、最近は、検索結果で記事を上位に表示させるにはある程度の分量の文章を書いたほうがいいとよく言われる。文字数の少ない記事は、読者による1ページ当たりの「滞在時間」が短くなり、そんな記事が多いとウェブサイトの（グーグルによる）評価が下がる、というようなことも言われる。たしかに、最近はグーグルで調べものをすると、検索結果の上のほうに来る記事は分量が多く内容の詳細なものが多い。
とはいえ、テーマによっては、また、伝えたい内容によっては、非常に短い記事のほうが自分にとってしっくりくることもある。SEOを気にしていると、そういう記事を書きづらくなる。
ブログというのはたいてい、大半のアクセスが検索によるものなので、そういうことを気にしがちだけど、これからは気にせずに書いてみることにした。そのほうが楽しく書けそうだし、楽しく書かれた文章のほうが、読むほうも楽しんで読めることが多いのではないかと思う。
今までもなるべく好き勝手に自由に書いてきたつもりだったけど、まだ甘かった。もっと自由に書いていきたいと思う。
