普段、ポケットに手ぬぐいを入れて持ち歩いている。手ぬぐいで手を拭いたり、鼻をかむのも手ぬぐい。ティッシュペーパーと違って、洗って何度も使える。
とはいえ、花粉症がひどい時期は、手ぬぐいでは追い付かないこともあり、完全にティッシュとサヨナラすることはなかなかできない。
ティッシュボックスは見た目があまりうれしくないので、手ぬぐいでくるんでいる。
中身は、ネピアか、イオンのプライベートブランドであるTOPVALU(トップバリュ)の箱ティッシュ。
なぜこの2種類かというと、FSCという森林認証制度を取得している製品を選ぶと、近所で買えるのはこのどちらか。
FSCとは、Forest Stewardship Councilの略で(日本では「森林管理協議会」と呼ばれている)、以下の項目のような原則や基準(詳しくはこちら)を満たした製品に認証が与えられる。
原則1:法律の順守
原則2:労働者の権利と雇用状態
原則3:先住民の権利
原則4:コミュニティーとの関係
原則5:森林からの便益
原則6:環境的価値と影響
原則7:管理計画
原則8:モニタリングと評価
原則9:高い保護価値
原則10:管理活動の実施
「FSCミックス」と書かれたマークをよく見かけ、いつも、どれくらいミックスされているのだろうという疑問が残る。ネピアのウェブサイトによると、「FSCミックスラベル」は『製品全体で認証材を使用している「割合」に応じた「量」の製品に付与されるという仕組み」らしく、たとえば、認証材7万トンと非認証材3万トンをミックスして合計10万トンの材料を使用した場合、製品の7万トンまでFSC認証マークを付けることができるという。ノートなどで「古紙30%配合」と書かれた製品があるように、製品ごとのミックスの割合も書いておいてくれたらわかりやすいのに、と思う。ネピアでは、「認証された森林がまだ一部に限られているため、違法伐採ではないなどの確認を行った上で、非認証材も使用しています」とのこと。
TOPVALUの箱ティッシュは、ティッシュが出る部分にビニールを使っていないのもうれしい。
開口部を独自の形状にしてティッシュを出しやすくすることで、ビニールを不要にして、こういう細かいところにこだわりが感じられる。
紙を使うときはなるべく森林破壊に加担していないものを使いたいが、それにしても、紙のために広大な森林が使われているのだと、ネピアのウェブサイトを見て改めて思い知らされた。
ネピアのメーカーである王子グループは、自ら森を保有し、植林活動も行っている。それ自体は製紙メーカーとして好ましいことだと思うけれど、国内外の保有林を合わせると、東京都の約2倍の面積にあたるらしく、この規模を見ると、紙のためにどれだけ膨大な土地や自然資源が使われているかがイメージしやすい(保有林以外の森林を合わせると、さらに膨大な規模になる)。
ティッシュもいいけれど、なるべく手ぬぐいを使おうと思う。
手ぬぐいも、化学染料より、なるべく水を汚していない植物染めのものが使っていて肌にも心地よい。
いい手ぬぐいないかなぁと思ってちょっと調べてみると、こんなのがあって気になった。
盲導犬寄付金付「藍染 手ぬぐい」
国産の綿100%で、売上1個につき278円が盲導犬の育成(北海道盲導犬協会)に役立てられるらしい。
【関連記事】
by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)
とはいえ、花粉症がひどい時期は、手ぬぐいでは追い付かないこともあり、完全にティッシュとサヨナラすることはなかなかできない。
ティッシュボックスは見た目があまりうれしくないので、手ぬぐいでくるんでいる。
中身は、ネピアか、イオンのプライベートブランドであるTOPVALU(トップバリュ)の箱ティッシュ。
なぜこの2種類かというと、FSCという森林認証制度を取得している製品を選ぶと、近所で買えるのはこのどちらか。
FSCとは、Forest Stewardship Councilの略で(日本では「森林管理協議会」と呼ばれている)、以下の項目のような原則や基準(詳しくはこちら)を満たした製品に認証が与えられる。
原則1:法律の順守
原則2:労働者の権利と雇用状態
原則3:先住民の権利
原則4:コミュニティーとの関係
原則5:森林からの便益
原則6:環境的価値と影響
原則7:管理計画
原則8:モニタリングと評価
原則9:高い保護価値
原則10:管理活動の実施
「FSCミックス」と書かれたマークをよく見かけ、いつも、どれくらいミックスされているのだろうという疑問が残る。ネピアのウェブサイトによると、「FSCミックスラベル」は『製品全体で認証材を使用している「割合」に応じた「量」の製品に付与されるという仕組み」らしく、たとえば、認証材7万トンと非認証材3万トンをミックスして合計10万トンの材料を使用した場合、製品の7万トンまでFSC認証マークを付けることができるという。ノートなどで「古紙30%配合」と書かれた製品があるように、製品ごとのミックスの割合も書いておいてくれたらわかりやすいのに、と思う。ネピアでは、「認証された森林がまだ一部に限られているため、違法伐採ではないなどの確認を行った上で、非認証材も使用しています」とのこと。
TOPVALUの箱ティッシュは、ティッシュが出る部分にビニールを使っていないのもうれしい。
開口部を独自の形状にしてティッシュを出しやすくすることで、ビニールを不要にして、こういう細かいところにこだわりが感じられる。
紙を使うときはなるべく森林破壊に加担していないものを使いたいが、それにしても、紙のために広大な森林が使われているのだと、ネピアのウェブサイトを見て改めて思い知らされた。
ネピアのメーカーである王子グループは、自ら森を保有し、植林活動も行っている。それ自体は製紙メーカーとして好ましいことだと思うけれど、国内外の保有林を合わせると、東京都の約2倍の面積にあたるらしく、この規模を見ると、紙のためにどれだけ膨大な土地や自然資源が使われているかがイメージしやすい(保有林以外の森林を合わせると、さらに膨大な規模になる)。
ティッシュもいいけれど、なるべく手ぬぐいを使おうと思う。
手ぬぐいも、化学染料より、なるべく水を汚していない植物染めのものが使っていて肌にも心地よい。
いい手ぬぐいないかなぁと思ってちょっと調べてみると、こんなのがあって気になった。
盲導犬寄付金付「藍染 手ぬぐい」
国産の綿100%で、売上1個につき278円が盲導犬の育成(北海道盲導犬協会)に役立てられるらしい。
【関連記事】
by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)