畑で育つヨモギ。3月に種まきをしたときに刈ったヨモギがもうこんなにわさわさと育っている。新しく出た若い葉が淡くて美しい。
春になってよもぎ団子をいくつもつくった。素朴で自然な甘みがクセになる。
若いヨモギを見ていると、もっとヨモギが食べたくなってきて、よもぎ味噌にすることにした。
柔らかそうな若いヨモギの先のほうを摘む。
分量はてきとう。水でさっと洗って、お湯に塩を加えて茹でる。沸騰したお湯で10分ほど煮るとヨモギの色が濃くなって見るからに柔らかそうになったら茹で上がり。
ざるに入れて冷水で冷まし、水気を絞って包丁でごりごりと細かく切る。
すり鉢に入れ、みりんを少々加え、すりこぎですりつぶす。
けっこう力仕事。
筋が見えなくなってペースト状になったらOK。
味噌を加え、すりこぎで混ぜ合わせる。
よーく混ぜて完成!
なんともいい色。
ごはんのお伴に最高。野菜不足のときによさそう。
筋張ったところがちょっと残っていて、包丁で切るのが足らなかったらしい。トントンと叩くようにみじん切りにするのがポイントのようだ。
ちなみに、すりつぶしたよもぎをごま油で炒めてから味噌と混ぜる人もいるらしい。炒めれば筋が柔らかくなって気にならなくなりそう。この方法もそのうち試してみたい。
相方の発案で、いつものおやつのパン生地でピザを焼いてヨモギ味噌を塗ってくれた。庭で育ったルッコラとパクチーと大根の花を散らして・・・
ピザとの相性もよく、これもクセになりそう・・・。
「食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種」という本によると、ヨモギは眼精疲労、動脈硬化、高血圧、神経痛、骨粗鬆症などにいいらしい。
眼精疲労にも効くとは知らなかった。パソコンでしょちゅう目が疲れているので、もっとたくさん食べてみようと思う。
ヨモギは道を歩けばどこにでも生えているし、ヨモギ味噌はつくるのも簡単で、料理に野草を手軽に取り入れられる。ヨモギ以外の野草もいろいろミックスした野草味噌もつくってみたい。
ちなみに、今回のよもぎ味噌に入れた味噌は、和歌山県海南市の「天然工房 山本味噌店」さんの合わせみそ。原料のお米と大豆がいずれも自然栽培の貴重なお味噌。
Amazonで味噌を調べていたら、こんなお味噌を発見。
数量限定【まるみ麹本店】 木村式自然栽培 奇跡の味噌 750g
「奇跡のりんご」で知られる木村秋則さんの指導のもと、岡山県で自然栽培で育ったお米と自然栽培の北海道産大豆を使用したお味噌らしい。
マルカワみそのお味噌もオススメ。
マルカワみそ 無添加有機生味噌 合わせ味噌600g 天然麹菌使用の有機味噌
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