カラスノエンドウの豆とグリーンピースの炊き込みご飯に「春」を感じる

カラスノエンドウは、若い葉の先のほうをサラダにしても美味しいですが、最近は莢(さや)ができ、豆を楽しめる季節になりました。


莢を割ってみると、こんなふうに豆が入っています(開けるときにいくつか飛び散りました・・・)。


小さな豆なので、集めるのはちょっと根気が要ります。

畑のエンドウマメもこのところ毎日のように食べています。莢が膨らんできたので、グリーンピースとして食べてみることに。



莢を割ってみると・・・


何とも美しい。


玄米にグリーンピースとカラスノエンドウの豆と小豆を入れて炊き込みご飯にすることにしました。グリーンピースは豆を取り出した莢も一緒に入れて炊くと出汁が出て美味しいと、前に誰かから教えていただきました。味付けは塩と醤油。刻んだショウガも入れました。


こうして見ると、カラスノエンドウの豆の大きさはグリーンピースの10分の1くらいでしょうか。

畑仕事を終え、夕方6時頃から庭で火を焚き始め、弱火でじっくり炊いていたら炊き上がる頃には星が出てきて、いつの間にか真っ暗になっていました。真っ黒の土鍋が二つ並び、スープも一緒に調理。


炊き込みご飯はこんなふうに炊き上がりました。


豆の甘い風味が出て、ご飯も薪で炊くと柔らかく、最高です。食べ過ぎ注意・・・。

食べながら、「春だねぇ」と相方。自分でエンドウマメを育ててみるまで、グリーンピースに春を感じたことがありませんでした。東京で暮らしていた頃は、季節の違いといえば寒いか暑いか、それくらいのものでしたが(自然の観察力もなかったので・・・)、香川で暮らし始めて、季節感というものがようやく少しずつ身に付いてきました。


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by 硲 允(about me)
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