大きく育った庭木の伐採。庭師さんの大変さを体験

活動仲間からの依頼で、庭の手入れ。

人が住まなくなって10年以上経つ庭の木は大きく育ち、庭が森になりつつあった。

大きな木は、剪定ではなく、根本のほうで伐採するとの方針。


そのまま倒すと家が潰れてしまうので、木に登り、手ノコで枝を一本ずつ落としていく。枝によっては、そのまま落とすとお隣の家の屋根を壊してしまうので、ロープで引っ張ってもらいながら。


この木もずいぶん背が高くなっていて、屋根に登って、まずは枝払い。


屋根から届かない枝は、はしごで木に登って。


フェンスとブロック塀の間に狙いを定めて伐採。

森で木を伐るのとは違って、庭木の手入れは物損の危険性があるのでハラハラするが、無事に任務完了。庭師さんの大変さが少しわかったような気がした。

3日連続、他人の庭で過ごすという珍しい経験だった。


お弁当の箸を忘れたので、伐採した木の枝でつくった。


伐採させてもらった木の太い部分は、料理や建設中の薪風呂用の薪に。軽トラの荷台に積んで何度か家まで運んだが、まだ何往復もする必要がありそう。

自分の庭を手入れするのとは違って、他人の庭を手入れする場合、自分はその庭の植物たちにとって、不意の侵入者のような存在かもしれない。最初は警戒され、試されているような感じがし、心を疎かに作業すると怪我をしそうな危険性を感じたが、3日目になると、庭の植物たちがだいぶ気を許してくれているように感じた。

植物と触れ合っていると元気が出てくる。植物に喜んでもらえる仕事をしていきたいと思った。


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by 硲 允(about me)
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