今年も梅干しをつくった。
普通、梅干しは夏の土用干しが一般的だが、夏に干しそびれた。干すのはあきらめて「梅漬け」でいくという案もあったが、相方がネットで調べてみたところ、和歌山の梅農家さんが秋にも干しているという情報を発見し、10月下旬に干した。
真夏のカンカン照りのときに干すと、梅の表面が乾きすぎるので、秋に干したほうがほどよく水分が保たれるらしい。たしかに、いい感じにしっとりと仕上がった。
冬に干してもいい、という人もいる。太陽は年中出てきてくれているわけだし、案外いつでもいけるのだろう。干し加減を見ながら干す場所や日数を調整すればいいのだろうと思う。いつ干した梅干しが好きかは、人それぞれの好みだろう。いろいろ実験してみると面白いかもしれない。
いつでも干せるのだと知って、夏の土用の頃に晴天が続かなかったらどうしよう、とか、夏に干す暇がなくて干せなかったらどうしよう、とか、思い煩わなくて済むようになってよかった。
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by 硲 允(about me)
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