梅干しの下漬けをしました。焼酎を使うとカビ予防になるそうです。


梅干しを仕込みました。

黄梅を買ったはずが、まだ緑色の梅もたくさんあったので、数日、段ボール箱に広げて寝かせていました。だいぶ全体的に黄色くなってきて、スモモのようないい香りがしてきたので、いよいよ取り掛かりました。



塩と焼酎を用意します。塩は、梅の重さの15%用意しました。一昨年に18~20%でつくりましたが、塩分が強いと、3年くらい置かないとかなりしょっぱい梅干しができます。

焼酎は、化学肥料を使わず、防虫のために1回だけ「自家調合薬」(木酢液・にんにく・唐辛子)を使って育てられた玄米を材料としたこちらがお気に入り。


小正醸造 特製 玄米焼酎 35% 1800ml 鹿児島



漬ける瓶の底に塩を敷きます。

梅は和歌山で育った無農薬の梅で、水で洗わなくてもきれいそうだったので、洗わずにヘタだけ取りました。


竹串でぐりっとすると簡単に取れます。

「週末田舎暮らしの便利帳」という本で、カビが生えるのを予防するために、焼酎に浸してから塩をまぶす方法が紹介されていたので、そうしてみました。





手が塩まみれになるので、何人かでやるときは分担したほうがいいです。ぼくは竹串でヘタを取った梅を焼酎に放り込み、相方がそれに塩をまぶして瓶に入れていってくれました。


傷んでいてカビが生えそうな梅は除けておき、あとで梅味噌をつくることにしました。

最後に、残った塩と焼酎をふりかけます。


落とし蓋がないので、梅酒を漬けているビンを乗せ、ラップをして下漬け完成!


この後、7月になってから、赤じそを入れて本漬けにします。一昨年は畑の赤じその成長がゆっくりで買ってきましたが、今年はすくすくと育っているので間に合いそうです。

ちなみに、こちらの本も参考にしました。


梅干しは、下痢、胃腸病一切、動脈硬化、脳溢血、神経痛、リウマチなどに効き、公害物質の排出したり、血液の酸毒を中和・解毒してカルシウムの吸収を助けたり、たくさんの効用があるそうですが、一般に売られている梅干しは添加物漬で天日干ししていない梅干しが多く、本ものの梅干しを食べましょう、ということが書かれています。

健康にいいと思って梅干しを食べていたら、実は毒だらけだった、ということにならないように、買うときはラベルを見ないと危険です。一般的なお店では、化学的な着色料や人工甘味料の入った梅干しをよく見かけます。

自分でつくれば、材料を全部選べるので一番安心です。


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