田んぼの中に苗代を作るとこんなことになります。稲をどう見分けるか?

近所では、田植えを終えた田んぼが増えてきていますが、うちはまだしばらく先です。

今は田んぼの真ん中の苗代で、主にハッピーヒルという品種の苗が育つのを見守っているところで、最近はこんな様子です。


去年は、お米以外の草が最初のうちはほとんど生えなかったので、苗代の手入れが必要なかったのですが、今年はなぜか、いろんな草がところ狭しと育っていて、放っておくと稲がひょろひょろになってしまいそうなので、1本1本、抜いていっています。手入れする前はこんな感じ↓


根っこを残したほうが土の養分になると思い、1年目は抜かずに根元をハサミで切っていたのですが、それだとまたすぐに伸びてきて大変なので、抜いてしまうことにしました。

1年目は、稲と他のイネ科の草との見分けが難しく、間違って稲じゃない草を田植えして大事に育てていたこともありますが、3年目になると、形や色や触った感じですぐに見分けがつくようになりました。

こちらは稲。


目を凝らしてよーく見ると、葉っぱの付け根の辺りに、白い毛が生えているのが目印。

下の写真は、稲によく似ていますが(ヒエでしょうか?)白い毛が生えておらず、根元が赤いのが目印。



この二つさえ見分けることができれば、あとはそんなに似ている草がないので迷いません。

苗代の手入れを初めて1週間くらいになりますが、一気にすると大変なので少しずつ進めていて、まだまだかかりそうです。

田植えは、6月20日頃からの予定。土が乾いてきていましたが、明日から2日連続雨の予報で、稲たちは大喜びでしょう。ぼくも疲れた体を心置きなく休められて、ほっと一息つけます。


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米づくりの方法は、基本的にこちらの本を参考にしています。


自然農の米づくり(大植 久美 (著), 吉村 優男 (著), 川口 由一 (監修))

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