「みりん粕」をご飯やパンに乗せたり、卵焼きに入れたり。クセになる美味しさ。


みりん粕、食べたことあるでしょうか?

こちらは、愛知県の角谷文治郎商店による、「三河みりんの有機みりん粕」。

これが、なんとも言えない美味しさで、クセになります。

アップで見ると、こんな感じ。


白くポロポロとした様子が満開の梅の花に似ていることから「こぼれ梅」とも呼ばれるそうです。なんとも風流な呼び名ですね。

食べ方はいろいろですが、味噌と混ぜてご飯に乗せたり。


卵焼きやオムレツに入れたり。


生で食べるとアルコールが含まれ、ちょっとお酒っぽい風味ですが、火を通すとアルコールが飛んでまた違った感じになります。ほのかな甘みがいいです。

オリーブオイルと混ぜて、パンに乗せて焼くのも最高です。


クッキーやパンケーキなどのお菓子に入れるのも美味しそう。江戸時代中期の書物「和漢三才図会」(1712年、寺島良安著)にも、甘いお菓子として登場するらしい。

「みりん粕」とは、本みりんの搾り粕のことですが、これを絞ったみりんの方はこちらです。


三州味醂(有機原材料使用) 1.8L


有機もち米、有機米こうじ、有機本格焼ちゅうでつくられ、いずれも有機の材料。詳しいことはわかりませんが、「米一升・みりん一升」という200年以上前から受け継がれてきた本場三河の伝統的な醸造法で造られています。

みりんというと、カラメルの代わりにみりんを使った石川うどんの手作りプリンを思い出します。

本物のみりんは、値段もそれなりにしますが、この味を知ると、もう元には戻れません。


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