毎日何杯もコーヒーを飲んでいた時期もありますが、毎日飲み出すと、朝はコーヒーが楽しみで起き、時間がなくてコーヒーを飲みそこなった日は調子が出ない、ということになります。
東京の国分寺にある無農薬・有機栽培コーヒーの専門店「ろばや」から届けてもらった有機栽培の生豆を自分で煎っているのですが、ある朝、コーヒーを飲もうとしたら焙煎した豆を切らしていることに気づき、あと30分くらいしたら出掛けなければいけないというのに、どうしても飲みたくて、焙煎を始めました。結局、焙煎の途中で時間切れで、まだ寝ていた相方を起こして続きを焙煎してもらうことに…。
こんな中毒症状は困る、というのと、連日飲んでいると、お腹の調子がわるくなってくることに気づき、毎日飲むのはやめました。とはいえ、気の向いたときに飲むようにすると、いつの間にか結局毎日飲むことになりそうなので、コーヒーは「雨の日のお楽しみ」と決めました。
雨の降っていない日は畑仕事をすることが多く、体を動かすときはコーヒーを飲みたくならないのですが、デスクワークを長時間する日はコーヒーが欲しくなるので、雨の日と決めておくとちょうどいいです。雨の日は暗くて気分が沈んでくるときもありますが、楽しみを用意しておけば、それを軽減してくれるようにも思います。
雨の日は部屋がいつもよりじめじめしますが、冬は火鉢でコーヒーを焙煎すれば、湿度も少しくらい下がるかもしれません(今日はカセットコンロで焙煎しましたが)。部屋中にコーヒーのこうばしい香りが漂うと、カフェにいるような気分にもちょっとなれます。
ところで、コーヒーは体にいいとかわるいとか、諸説あるようですが、どうなんでしょう。やっぱり、自分の体に聞いてみるのが一番だという気がします。ぼくは浅煎りのコーヒーを飲むと胃がチクチクしてくるので、自分で煎るときもフレンチかイタリアンくらいに深く煎っています。
この日は外の焚火で焙煎 |
自家焙煎は、自分好みに焙煎できるのもいいです。コツを覚えるまでちょっとかかりますが、焙烙と生豆があれば簡単に始められます。