ローソンで公共料金の支払いをしていると、相方が珍しくローソンで何かを手に取ってレジに向かっていると思ったら、これでした。森永製菓の「マクロビ派 ビスケット」。
バターやマーガリンや白砂糖を使っていないらしい。大手食品メーカーがこんな製品を売るようになるとは、世の中も変わってきたなぁ、という感じです。
それにしても、「マクロビ派」という名前が面白いです。「ほんまにマクロビなん?」という感じですが、「派」がついているので、「どちらかというとマクロビ」くらいのニュアンスでしょうか? 「マクロビ派」は森永製薬が商標登録されているそうなので、パクらないようにご注意を!
パッケージでは、マクロビについてこう説明されています。
“マクロビ”とは、『マクロビオティック』の略で、果物や野菜中心の自然と調和した食事をとることにより、健康的なライフスタイルを目指す考え方のことです。
ぼくはマクロビのことは詳しくありませんが、日本でマクロビを確立したのは、桜沢如一さんという方で、いろいろ本も書かれています。
無双原理・易―「マクロビオティック」の原点(桜沢 如一)
ゼン・マクロビオティツク―自然の食物による究極の体質改善食療法(桜沢 如一)
「マクロビ派ビスケット」のパッケージには、「マクロビ素材が10種類」と書かれています。「マクロビ素材」・・・こちらも初めて聞く言葉です…マクロビに熱心な方から苦情が来そうな表現です。
原材料を見てみると、小麦全粒粉、レーズン、食用なたね油、アーモンドパウダー、オーツ麦フレーク、メープルシロップ、砂糖(てんさい糖)、米あめ、ひまわり種子、食塩、バニラ香料。全部で11種類。「マクロビ素材」でない原材料はどれでしょう!?
中にはさらに子袋が。
ぼくは食べていませんが、相方によると、舌に乗ったときに妙に甘くて、なぜか化学的な味がしたとのこと。
グリコの「毎日果実」の味に似ていると言っていました。
江崎グリコ 毎日果実 6枚×10個
「甘すぎた。もっと素朴な味を想像してたんやけど…」と残念がっていました。
やっぱり、機械による大量生産で、ほんものの「マクロビ」のおやつのような味を出すのは難しいのでしょうか。
まだまだ「マクロビ派」はスタートしたばかりということで、今後に期待です!
ちなみに、「マクロビ派」のブラウニーもあるようです。
森永製菓 2個マクロビ派ブラウニー×6袋
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