今日(6月18日)、高松市男女共同参画センターで開催された、「市民を巻き込む選挙とは!」というイベントに参加してきました。
最初に、高松市議会議員の太田あゆみさんによるお話。2015年の統一地方選への立候補を決意し、議員に選出されるまでのお話をうかがいました。
3.11がきっかけで政治に関心を持たれ、そこから組織も地盤もない状態で立候補を決意され、友人や知人からもほとんど応援を得られず、最初はのぼりを掲げて道路に立つところからスタートされたそうです。支えてくれる仲間が少しずつ増え、上位当選を果たされるまでのストーリーは感動的でした。
2015年といえば、ぼくが香川(綾川町)に移住してから2年目。隣の市でこんなドラマが繰り広げられていたとは!
いろんな方がいろんな助言をくれたけど、最終的には常に太田さん本人に決定権を持たせてくれた、というお話が印象的でした。選挙は苦しいこともあると思いますが、楽しかったそうで、今から次の選挙が楽しみ、とのことでした。
第2部は、この夏の参院選に野党統一候補として立候補を予定している田辺健一さんと太田あゆみさんとのトーク。
田辺健一さんは、全国の一人区で唯一の共産党の候補者です。昨日の記事にも書きましたが、民進党、社民党、生活の党が応援の姿勢を打ち出しています。民進党香川県連は、田辺健一さんに対して推薦や支持をせず自主投票とすることを決めた、とだけマスメディアでは報じられていますが、実際には、民進党関係の人たちがたくさん、田辺さんの事務所にも応援に訪れているとのことでした。
トークには、この会を主催している「安保関連法に反対するママの会@香川」のメンバーやオーディエンスも参加し、「市民を巻き込む選挙」を行うための作戦会議、という感じでした。
イメージカラーをどうするか、という具体的な話まで。
田辺さんはこれまで、自分の情熱を表す「赤」をイメージカラーにしてたそうですが、「赤はダメ!」とのつっこみも。
和気あいあいとした話合いのなか、「ギターを弾いて歌う」「パレードで踊る」「ラップで政策を述べる」など、いろいろ楽しいアイデアが出ていました。
演説のときは顔がこわいから、今日みたいに笑ってるほうがいい、というアドバイスも。
党を超え、市民が一体となった今回の選挙。ますます楽しみになってきました。
●太田あゆみさん プロフィール
1980年生まれ。古本屋の次女として、政治とは無縁の生活を過ごす。3.11がきっかけとなり、政治に関心を持つようになる。2015年統一地方選にて高松市議会議員選挙に挑戦。組織、地盤のないなか、お金をかけない完全な市民派選挙での当選を果たす。シングルマザー。
オフィシャルサイト: http://www.ayumirai.com/
twitter: @ayumi_step
Facebook: https://www.facebook.com/ayumi.oota
●田辺健一さん プロフィール
1981年6月生まれ。岡山県倉敷生まれ。2008年 香川大学工学部卒。2016年夏の参院野党統一候補として香川県選挙区で立候補予定。全国の一人区で唯一共産党の候補者
オフィシャルサイト: http://tanaken.wajcp.net/
twitter: @kensan68242491
Facebook: https://www.facebook.com/ken.tanabe.98