田んぼで育った小麦が熟しました。
「麦のサプライズ事件」で、草の中から発見された「さぬきの夢2009」という香川の品種です。
麦のサプライズ事件。「蒔かぬ種は生えぬ」と言うけれど… - 珍妙雑記帖
5月にはこんな様子でした。
このあと、黄金色になって、それを過ぎると、白っぽくなっていきます。
玄麦を一粒かじってみて、カリッというくらい乾燥していたら収穫どきです。茎がまだ緑っぽいと十分に熟していません。
ちょっと早めに刈り取って、雨の当たらないところに干して追熟させる方法もあるそうです。
十分に熟している場合、穂首だけ鎌で刈り取ります。
畑に蒔いた方は、草に埋もれて小さい麦が多かったのですが、草の中でも立派に大きく育った麦もありました。
ヨモギなどと共生しています。
麦は秋に種さえ蒔けば、草の手入れはいらないと思っていたのですが、そうでもないことがわかりました。田んぼの方は、麦が育っていることを知らずに、草刈り機で全面草を刈ったのですが、ちょっと高いめの位置で刈ったので、麦は無事で、ちょうど草が抑えられていいタイミングで育ったようです。麦が出始めたあと、頃合いを見て麦の高さよりもちょっと上を草刈り機で全面刈ってしまえば、あとは周りの草に負けずに今回のように共生できるのではないかと思います。来季もまた試してみたいと思います。
これくらいの量になりました。石臼で挽いてパンを焼こうかと思ったら、それほどの量はなさそうなので、次に蒔く種として取っておこうと思います。縁側で新聞紙の上に広げて乾燥させています。
【関連記事】