庭のスギナをエキスに。スギナはがんや糖尿病などの難病にも効くらしい。


庭に生えたスギナで、相方がスギナエキスをつくってくれました。

天日で乾かしたあと、丸ごと35度の玄米焼酎に入れて出来上がり。

玄米焼酎にスギナを入れたばかりのところの写真を撮り忘れましたが、約1週間後には、下の写真のように、スギナがちょっと黒っぽくなってきました。


「薬草の自然療法-難病も自然療法と食養生で治そう」(東城 百合子 著)という本によると、35度以上の焼酎に2週間以上、暖かい場所に置いて浸しておくそうです。





このエキスで湿布すると、内臓の痛み、傷、ねんざ、炎症などに効果があるとのこと。水虫にも効くそうです(ぼくは今のところ大丈夫ですが…)。

スギナの効果というのはすごいらしく、生の葉や干した葉を熱湯で似出した「スギナ茶」は、ガンにも効くらしく、その他、糖尿病、腎臓炎、結石、肝臓病などの難病にも「驚くべき効果」があるそうです。

この本では、スギナパスター、スギナの腰湯、スギナのふりかけやてんぷらなども紹介されています。

スギナでびっくりするような効果があった人たちの例も書かれていて、スギナがあればもう安心、という気になってきますが、最後にこう釘を刺されています。

もちろん、こうした例も、ただスギナだけの効果ではなく、手抜きせず、つとめて手作りで日頃から自然の食物をとるように心がけ、手当てもこまめにしながらの総合的な効果でした。
スギナが効くというと、すぐそれ一辺倒になってしまう方が多いので、念のために一言…。(p. 43)

「困ったときのスギナ頼み」で、日ごろ不摂生では、スギナの力が追い付かないかもしれません…。

ところで、近所で除草剤が使われているところは、薬で草が枯れた後、その場所は決まってスギナだらけになります。スギナが土壌を回復しようとしているのでしょうか。酸性に傾きすぎた場所にもスギナがたくさん生えるといいます。人間にも土壌にも、スギナは本物のお医者さんのような役割を果たしてくれるのかもしれません。


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