りんねしゃの蚊取り線香ホルダー、芸が細かくておすすめです。


蚊が本格的に働きだしました。田畑にはあまりいないのですが、うちの庭には、遊びに来てくれた友人がびっくりするくらい蚊がうようよしているので、蚊取り線香がないと厳しいです。

前に使っていた蚊取り線香入れは、ケースと線香が密着して火が消えてしまうことがよくあるので、新しいのを買いました。

「りんねしゃ」というメーカーの「りさげ式ブリキせんこう皿」。



これが、びっくりするほど、よく考えられた設計になっています。


蚊取り線香をのこぎり歯で挟んで固定するようになっていて、腰に吊るして動いても中身がずれないし、線香とケースの接着面も小さいので火が消えにくいようになっています(今のところ消えたことがありません)。


留め具もしっかりしています。


写真ではちょっと見づらいですが、空気穴から煙がよく出ます。吊り下げたときに、上から雨が入らないように、穴が下向きになっています。


腰などに提げるフックはこんな感じで、丈夫そうです。


こうやって使います。

ブリキ製なので熱くならず、触れてやけどする心配がないのも気楽です。

山仕事など、激しい動きをしていると落としても気づかないことがありますが、この鮮やかな黄色なら発見しやすそうです。表面の黄色い塗装には、環境への影響が少ない塗料が使われているそうです。

いろんな工夫が見られ、まさに(蚊避けだけに)「痒い所に手が届く」という感じです。

ある人から、最初は百均の蚊取り線香ホルダーを買ったけれどすぐに壊れて、次に300円くらいのを買ったけどまたすぐ壊れて、いよいよ本格的なのを買ったという話を聞いたことがあります。

しょっちゅう使うなら、ちょっと奮発してでも最初からしっかりした製品を買ったほうがいいかもしれません。