数年前から毎年、自家製梅干しをつくっていて、季節のイベントのようになっています。畑仕事のいそがしい時期と重なってぼくはちょっと気が重いのですが、相方が率先して進めてくれて、ぼくはお手伝い。でも、作業を始めると楽しくなります。
塩で下漬けしておいた梅が、上の写真のようにたっぷりと水分を出していました(下漬けの方法はこちら)。
最初の年に種を蒔いた赤紫蘇が野性化して放っておいても毎年育つようになり、去年から、うちの畑の赤紫蘇を梅干しに使えるようになりました。
草刈りするときに赤紫蘇を大事に残しておきすぎると、畑じゅう赤紫蘇ばかりになってしまうことを学び、今年は少なめに残したら刈り過ぎたようで、必要な分量に届かなかったのですが、うちの畑の野菜は味が濃いのでよしとしました。
赤紫蘇を塩もみするといい色が出ます。
下漬けした梅の上に赤紫蘇を敷いて、梅が色づくまでしばらく寝かしておきます。
太陽のエネルギーが高まる土用の間に干したかったのですが、赤紫蘇を育つのを待っていたこともあって間に合わず、遅れましたが、8月中旬でも太陽のエネルギーはまだ十分!
こんな様子。鳥の食卓のようです(食べんといてよ! 鳥が梅干しをつつくという話は聞いたことがありませんが・・・)。
なんとも美しい。大きな竹のザルが使用中なので、ホーローの容器のフタや土鍋のフタにお出まし願いました。
底のほうにあった梅にはまだあまり色がついていなかったけれど、これはこれで美味しそう。
梅酢が出来ています。これも一緒に天日干しするといいそうです。
真夏の庭に並ぶ梅干し・・・見ているとうれしくなってきます。3日3晩干したあと、容器に戻します。
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by 硲 允(about me)
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